ソウル市内で気軽に冬のスポーツが楽しめるスポットを紹介します。
タイトルにもある通り、およそ100円でスケートができるところです。
受付からスケート靴のレンタルなど、その利用方法や流れをシェアしたいと思います。
市庁駅前の서울광장(ソウル広場)
各種イベント等が行われるスペース
地下鉄1号線の시청역(市庁駅)からすぐの距離にある서울광장(ソウル広場)をご存知でしょうか。
ここは各種イベントや式典などがよく行われたりしているスペースです。
Phote: 서울광장
普段はこんな感じの芝生が広がるだけの何もない空間ですが、外国人向けのイベントが開催されることもあれば、野外ライブが行われることもあります。
ソウル滞在間にイベントがある場合は一度行ってみてもいいでしょう。
特に김장(キムチ漬け)の体験ができる、서울김장문화제(ソウルキムジャン文化祭)は有名です。
冬は野外スケートリンクが設置される
広場は冬になると野外スケート場が開設されます。
利用料も安く、誰でも気軽にスケートが楽しめるようになっています。
ソウル広場野外スケート場
運営期間 | 12月下旬 ~ 2月上旬 |
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時間 | 平日:10:00 ~ 21:30 金土日祝:10:00 ~ 23:00 |
料金 | 1,000ウォン (1回1時間、スケート靴のレンタル含む) |
場所 | 서울특별시 중구 세종대로 110 |
交通 | 地下鉄1,2号線・市庁駅5,6番口 |
休みの日やその前日は夜まで運営していて、料金はスケート靴のレンタルも含めて1時間1000ウォンです。
※料金は変更されている場合があります
およそ100円でスケートができるのは超激安だと思います。
チケットを購入して、スケート靴をレンタルしよう
受付でチケットを購入する
広場に着いたら、まずは入場券を購入しましょう。
안내 및 매표(案内および券売)が目印です。
カード決済もできるとは思いますが、少額なので現金も用意しておいた方が無難でしょう。
チケットといってもレシートが渡されるだけですが、これがないと靴を借りたり、リンクに入ったりできないので、絶対に無くさないようにしましょう。
スケート靴は「10単位」でレンタル
スケート靴は대여(貸与)のカウンターで借ります。
レシートの確認が済むと靴のサイズを聞かれますが、韓国では靴のサイズはミリ単位の3桁の数字で表現します。
またレンタルのスケート靴は「10ミリ単位」になります。
例えば普段23.5cmの靴を履いている人なら230~240を選ぶといいでしょう。
靴を履き替え、荷物はロッカーにしまおう
スケート靴をレンタルしたら、靴を履き替えましょう。
簡易的な更衣室のようなもがあり、そこで着替えや荷物の保管ができます。
コインロッカーもあるので、滑走に必要ないものはすべて入れてしまいましょう。
ロッカーの利用料は500ウォンです。
レンタルしたスケート靴はこんな感じで、簡単に履ける作りになっています。
フィギュアスケートの選手が履いているようなカッコいいものではないですが、ちょっと滑るだけなら十分でしょう。
ちなみに自分のスケート靴を持ってきて、履き替えている人もいます。
リンクに入ってスケートを楽しんでみよう
安全のためにヘルメットを着用しよう
リンク内ではヘルメットの着用が義務づけられています。
安全のためにも必ずヘルメットをかぶりましょう。
ヘルメットは「回収ボックス」の中にたくさん入っています。
色も4種類くらいあるので、その中から自分にあった大きさのものを選びましょう。
滑走は反時計まわりで
リンクが開放されたら、さっそく滑走してみましょう。
滑走する方向は決められていて、反時計方向に周るようになります。
小さい子もたくさん滑っていて、目の前を猛スピードで横切っていく小学生もいます。
スタッフも周りながら様子を見ていて、何かあればすぐに飛んできます。
リンクの開放は1時間ごと
リンクは1時間単位での開放になり、間に30分の休憩が入ります。
1時間も滑れば十分だとは思いますが、もう少し滑りたい場合は受付で追加の代金を払いましょう。
最初から2時間滑るつもりであれば、あらかじめその分の料金を払ってしまっても構いません。
休憩時間中は、スタッフがリンクの氷を補修をしたりしています。
機械でも補修は行いますが、氷に大きな傷がついた場合は人の手も必要になるようです。
スタッフ達はスケート歴が長いのか、みんな華麗な滑りです!
専用棚にスケート靴を返納して終了
滑り終わったら、スケート靴を返納して終了です。
専用の棚があるので、サイズごとに靴を置くだけです。
靴を返したら、そのままリンクを後にしましょう。
昼よりも夜に行くのがおすすめ
ソウル広場の野外リンクは昼よりも夜に行く方が雰囲気もあっていいと思います。
ただし野外リンクのため、pm2.5のひどい日は営業中止になります。
また雨の日も運営していない可能性があります。
あらかじめホームページなどで、運営状況を確認してから出かけましょう。