말하다と이야기하다はどちらも「話す」という意味で使われる言葉です。
そのためにどちらを使った方がいいのか、どちらを使うべきなのか迷ったことはないでしょうか。
今回は말하다と이야기하다の違いと使い分けについて解説していきます。
말하다と이야기하다の違いは?
口から言葉を発するのが「말하다」
말は口から発せられる「意味を持った音」のことをいい、これに하다が付いたのが말하다です。
簡単に言うと、口から言葉を発するのが말하다です。
したがって…
「ぐわぁ~」
「ダァ~」
このようにわめいているのを말하다とは言いません。
流れや構成を持った話をするのが「이야기하다」
이야기하다の이야기は「話」を意味します。
話というのは適当に知っている言葉を並べればいいというわけではなく、言葉が集まって一つの流れや構成を持ったものが이야기です。
誰かが一方的に「語る」こともあれば、何人かで言葉を交わす時もあります。
いずれにせよ말がたくさん集まっているのが이야기とイメージしてみましょう。
이야기하다は「会話」と考えがちになる?
이야기하다というと、つい会話することばかりを考えがちではないでしょうか。
外国の人と英語でたくさん話したいです
確かにこれなら「英語で会話をしたい」という意味ですね。
その時何があったのか話してください
しかしこうなると言葉のやり取りは少ないとしても、相手から「流れに沿った内容」が語られるでしょう。
コミュニケーションを取るのも話だし、ストーリーを語るのも話です。
이야기하다のニュアンスは少し大きく捉えましょう。
말하다と이야기하다はどちらも違いはない?
「誰にも言わないで」を韓国語で?
大抵の場合は말하다と이야기하다どちらを使っても、ニュアンスにさほど違いは出ません。
絶対に誰にも言わないで
これは誰にも言わずに君だけが知っておくんだ
秘密を口から発することを禁止しているのか、内緒にしておきたいことについて誰かに話すことを禁じてるのか。
どちらにしても言いたいことは同じですね。
「話があるんだけど」や「何が言いたいんだ?」も基本的には同じ
自分や相手の「言いたいこと」について話をする時もそうです。
話があるんだけど、ちょっといいかな
だから何が言いたいのさ?
こちらの言いたいことや相手の話したいこと、いずれにしても말と이야기で意味が変わるわけではありません。
つまり말と이야기を入れ替えてもOKということになります。
「さあ言え!」には말하다?
状況によっては말하다と이야기하다を使い分けた方がいい時もあります。
一緒にいたやつは誰か早く言うんだ
取り調べのような場面で말하다を使うのは口を割らせるがイメージが強いからですね。
あるいは「言ってほしい一言」がある時にも말하다(말을 하다)を使ってもいいでしょう。
말하다や이야기하다を使わないケースもある
「中国語話せますか」を韓国語にしたら?
말하다や이야기하다を使わないケースもあります。
どんな外国語を話せますか?
もしかしてスペイン語話せるんですか?
これらは-ㄹ 수 있다や-ㄹ 줄 알다に「하다」を組み合わせているだけですね。
必ずこう言わなければいけないというわけではないですが、こういう表現の仕方もあるという例です。
「さっき電話で話したよ」などと言いたい時
電話で話をする場合には통화하다を使うこともあります。
さっきスギョンさんと電話したけど、明日と明後日は忙しいそうだよ
大学に入学して一人暮らしを始めてからは母とよく電話します
もちろん「전화로 이야기하다」でも問題はありません。
しかしより短く簡単に表現できる言葉がある以上、통화하다もどんどん使ってみてください。
말하다と이야기하다はどちらを用いても問題ないことがほとんどなので、気にせず使いましょう。