あなたは普段何かをする時に必ず行うルーティーンのようなものはありますか。

あるいはこんな時はいつもこれをするといった自分だけのルールでも構いません。

今回はそんなマイルールを表現する時にも使える文法です。

「-ㄹ 때」のニュアンス

何かが起こる「時、タイミング」を表す

ことが起こる時期やタイミングを表すのが-ㄹ 때です。

時期やタイミングを表現

動詞
가다 + 때 = 갈
行く + 時 = 行く時

形容詞
덥다 + 때 = 더울
暑い + 時 = 暑い時

動詞と使えば「~する時」となり、形容詞に用いれば「~な時、~の時」のような意味になります。

「-ㄹ 때」を使った文型

-ㄹ 때は動詞や形容詞などの語幹と組み合わせます。

動詞/形容詞 + -(으)ㄹ 때

보다 + -ㄹ 때 = 볼 때
이다 + -ㄹ 때 = 일 때
바쁘다 + -ㄹ 때 = 바쁠 때

웃다 + -ㄹ 때 = 웃을 때
있다 + -ㄹ 때 = 있을 때
귀찮다 + -ㄹ 때 = 귀찮을 때

만들다 + -ㄹ 때 = 만들 때
들다 + -ㄹ 때 = 들을 때
덥다 + -ㄹ 때 = 더울 때
그렇다 + -ㄹ 때 = 그럴 때

パッチムなし

병원에 갈 때는 먼저 예약부터 하세요.
病院に行く時はまず予約をしてください
(가다)
할머니는 신문을 볼 때 돋보기를 쓰세요.
おばあちゃんは新聞を見る時に老眼鏡を使います
(보다)
고등학생일 때 지역대회에서 우승했습니다.
高校生の時に地区大会で優勝しました
(고등학생+이다)

語幹にパッチムのない単語には、-ㄹ 때を組み合わせます。

パッチムあり

웃을 때 예쁘고 애교가 많은 친구예요.
笑うとかわいくて愛敬のある人です
(웃다)
시간이 있을 때 책을 읽어요.
時間がある時に本を読みます
(있다)
밥하기가 귀찮을 때 라면을 끓여요.
食事の支度が面倒な時はラーメンを作ります
(귀찮다)

語幹にパッチムがある場合は、-을 때を付けましょう。

変格活用の動詞

ㄹパッチムの語彙

김밥을 만들 때는 참기름이 꼭 필요해요.
キムパを作る時はごま油が絶対に要ります
(만들다)

語幹がㄹパッチムの時はそのままを付けます。

ㄷパッチムの一部

그 교수님의 강의를 들을 때 항상 졸려요.
あの教授の講義を聞く時はいつも眠いです
(듣다)

語幹のㄷパッチムがㄹになる時は-을 때を使います。

ㅂパッチムの語彙

부끄러울 때 사람은 얼굴이 빨개집니다.
恥ずかしいことがあると人は顔が赤くなります
(부끄럽다)

ㅂパッチムは우になるので、そこに-ㄹ 때を付けます。

ㅎパッチムの語彙

그럴 때는 친구한테 물어봐요.
そういう時は友達に聞いてみなよ
(그렇다)

ㅎはパッチムが脱落し、そこへ-ㄹ 때が入ります。

言い方を少し変えて応用してみよう

過去のことを話すなら「-았/었」と一緒に使う

過去に何かがあった時期について話す時は、過去形の-았/었の後に組み合わせます。

처음 만났을 때가 10년전이에요.
初めて会ったのは10年前です
면접을 봤을 때는 너무 긴장했습니다.
面接を受けた時はすごい緊張しました
난 중학생이었을 때 키가 크지 않았어요.
私は中学生だった頃、背が高くなかったです

ニュアンスは「~した時、~だった時」といった感じで考えればいいでしょう。

名詞との組み合わせはギリギリまで「省略した形」にする

名詞には이다を使うので-일 때あるいは-이었을 때になるわけですが、これを省略することもできます。

방학 때는 뭐하면 좋을까요?
学校が休みの時は何すればいいかな?
난 7살 때 신가폴에서 살았어요.
私は7歳の時シンガポールに住んでました
아침하고 저녁 때 이 역을 드세요.
朝と夕時にこの薬を飲んでください

「名詞+때」のようになってもニュアンスは変わりませんので、省略できる時は短く表現してしまいましょう。

他の文法と組み合わせる時

-ㄹ 때を他の文法と組み合わせる時も使い方は基本通りにすればOKです。

내가 외출하려고 할 때 항상 비가 와요.
私が外出しようとするといつも雨が降ります

-려고 하다ならパッチムがない語彙と同じなので、-ㄹ 때を組み合わせます。

삼겹살을 먹고 싶을 때는 할머니식당에 가요.
サムギョプサルが食べたい時はハルモニ食堂に行きます

-고 싶다はパッチムがある時と同じ使い方なので、-을 때を付けることになります。

사람이 많지 않을 때 구경하고 싶어요.
人が多くない時に見物したいです

こんな感じで他の文法と組み合わると表現の幅も広がっていきます。

さっそく自分だけのルーティーンなどを表現してみましょう。