「終わる、終える」をテーマに、ラストや締めくくりに使える表現を紹介していきます。
簡単な語彙から徐々に難易度を上げながら紹介していくので、少しづつ練習してみましょう。
「終わる、終える」を意味する基本の表現
『終わる』の基本は「끝나다」
終わる、終わりの基本になる語彙の一つが끝나다です。
休憩時間はすでに終わりました
資格試験が終わったら、すぐに遊びに行きたいです
勤務時間が終わるなりすぐ家に帰りました
끝나다は自動詞なので、主語になるもの自体がどうなるのかを意味する言葉です。
簡単に言うと「~が終わる」の文に使います。
シンプルだけど用途は広い「끝내다」
他動詞として、目的語と一緒に使う言葉が끝내다です。
早くレポート終わらせて、ごはん食べに行こう
昼食を終えて、ゆったりコーヒーを一杯飲む時間が好きです
仕事や作業など、何かを終了させた時の「~を終える」ですね。
また끝내다は人間関係を終わらせる時にも使ったりもします。
俺たちこれで終わりにしよう
もしこんな感じの言葉が出て来たら、残念ながら二人の関係はそこでストップということになります。
漢字語の「종료」も使う機会はある
漢字語の종료も何かかと使う機会はあります。
お試し期間が終了したら、無料でサービスの利用はできなくなります
アップデートの確認が終わったらシステムを終了して再起動してください
契約期間が終了したら賃借人は家を出て、賃貸人は保証金を返還しなければいけません
「終了」の漢字がわかれば、どんな内容の文に使われているのかはすぐに理解できると思います。
一つのものごとが終わる時の表現
流れや段取りが決まっているものを終える「마치다」
学校の授業や仕事の段取りなど、カリキュラムやスケジュールが決まっているものには마치다を使ったりします。
今日の発表はここで終わりたいと思います
外回りの仕事を終えて会社に戻る際に交通事故に遭いました
やるべきことがあらかじめわかっているので、始めから終わりまでの流れがハッキリしていることがポイントです。
現役生活に終止符を打ち、引退を決意したと発表しました
また마치다は마침표(ピリオド)の元でもあるように「終止符をうつ」のようなニュアンスにもなります。
仕上げや締めくくりには「마무리」
마무리には「締めくくり、結末、仕上げ」といった意味があります。
今日の会議はこれで閉めよう
イベントは成功で終わりました
終わりにするという意味で使うこともあれば、ラストを迎えるというニュアンスになることもあります。
また鍋料理を食べた時などの「シメ」も마무리です。
シメはご飯を入れて食べるから美味しいんだよ
ちなみにスープ類にご飯や麺を入れたり、ごはんにスープなどをかけることを말다といい、お茶漬けにも使える言葉です。
長く続けてきたことを「やめる時」の韓国語は?
一つのことに打ち込んできたをのやめる、長く続けてきたことをやめる時に使うのが접다です。
都会の生活をやめて田舎に移り、農業をやりたいです
出ていくお金の方が多いので、もうお店を閉めようか迷ってるようだよ
お店を廃業するのであれば、店をたたむといったニュアンスです。
6年目の会社員生活をやめてカフェを開業するつもりだそうです
회사생활을 접다なら会社員としての生活をやめること、いわゆる「脱サラ」になります。
語学は難しいことも多いと思いますが、やめずに長く続けていきましょう。