「これあれ」などいくつかの候補や選択肢を表したりする時に使う文法といえば-나です。

ところが-나は他の使い方をすることも多く、文脈によってもニュアンスが変わってきます。

ここでは-나の「~や」以外の使い方のパターンを紹介していきます。

※サンプル音声がある場合、例文の横のスピーカーのマークを押すと音声が再生されます。

どれでも構わない、みんなOK!

どれになっても構わないというニュアンス

-나はどれになっても構わないというニュアンスになることがあります。

저는 고기 야채 다 좋아해요.
僕は肉でも野菜でもみんな好きです
한국음식이라면 불고기 비빔밥이 다 먹어요.
韓国料理はならプルコギでもビビンバでもなんでも食べます
민기는 야구 축구 운동은 잘해요.
野球でもサッカーでも運動は得意です

ポイントは「肉でも野菜でも、野球でもサッカーでも」のように似たような語彙が並ぶことです。

どれでもOKで「あれもこれも」とい言いたい時に使ってみるといいでしょう。

どちらになっても構わないが「反対の意味」が並ぶ

どれでも構わないものの、反対の語彙が並ぶこともあります。

비용이 거나 비싸거나 따지지는 않습니다.
費用が安いか高いかは問いません
거기에 누가 거나거나 상관없어요.
そこに誰がいようがいまいが関係ないよ
눈이 거나거나 겨울의 한국은 추워요.
雪が降ろうが降るまいが、冬の韓国は寒いですよ

先ほどとは逆に反意語や相反する意味の語彙が使われています。

そのため対立するどちらの状況になっても、関係なく物事が進んでいくという話になります。

文型を短縮したり、後半を少しアレンジする

-거나は短縮して使うこともある

-거나は短縮して使うこともあります。

어떤 결과가 나오 최선을 다해서 열심히 해 봐요.
どんな結果になろうとも一生懸命頑張ってみなよ
날씨가 춥 상관없이 외근 나가야 하는 일이에요.
寒かろうがなんだろうが関係なく外回りに行かなきゃならない仕事です
제가 하 달라질 건 없을 겁니다.
私がやろうがやるまいが何も変わらないと思います

-거나を-건にしただけですが、どちらでも関係ないというようなニュアンスに変わりはないですね。

また反対の意味の言葉をつなげる時に말거나を使うこともあるので、一緒に覚えておきましょう。

-거나/건の後ろをちょっと変えてみる

-거나/건の後ろに来る内容をちょっと変えることで、文章をさらにアレンジすることができます。

용호는 어디에 가거나 사람들의 주목 받아요.
ヨンホはどこに行ってもみんなから注目されます
민기가 누구를 만나 나한테 상관없는 일이에요.
ミンギが誰に会おうと私には関係ないことです
거나 마실 때마다 명치 쪽이 아파요.
飲み食いする時にみぞおちのあたりが痛いです

基本のニュアンスから離れると少し難しいかもしれませんが、こういう使い方もできるという例です。

疑問詞と使うとどうなる?

「-나」と疑問詞を組み合わせる

-나は疑問詞「언제、누구、어디」と一緒に用いることもあります。

거기는 언제나 사람이 많아서 번잡한 느낌밖에 없어요.
あそこはいつでも人がいっぱいで煩雑してるイメージしかないです
출퇴근 시간에는 서울시내 어디나 막혀요.
通退勤の時間はソウル市内のどこも混みます
이건 누구나 쉽게 할 수 있어요.
これは誰でも簡単にできますよ

「いつでも、だれでも、どこでも」ような感じで、時期や場所・人に関係なくという意味合いになります。

ニュアンスは「どれでも構わない」と少し似ているのではないでしょうか。

ものに対して使う「아무거나」はなんでもよくない

不特定のものを意味する아무것の口語である아무거に-나を付けたのが아무거나です。

特に決まってないものを指すので、どんなものでも構わないという文になります。

しかし「なんでもいい」と言いつつも本当はそうではありません。

맥주는 어떤 걸로 드릴까요?
ビールは何になさいますか?
그냥 아무거나 주세요.
なんでも適当にください

仮にこう言えば、お店にあるビールの中で「この場に最もふさわしいものを適切に判断して持ってきてくれ」ということになります。

したがって「何食べたい?」と聞かれた時に「なんでもいい」と答えるのもこのパターンになります。

ニュアンスをいちいち頭で考えてると会話が遅れるので、ある程度理解できたらどんどん練習しましょう。