「65000を3で割って…」
「一人15000ウォンで、6人だから…」
みんなで食事をした時、ちょっとした計算に関する話は、高い確率で出てくると思います。
そんな時、韓国語でも簡単な計算式が話せると、会話がスムーズになります。
加算・足し算
足し算は덧셈、和は합
足し算を韓国語では덧셈といいます。
足し算は数学の基本になる演算です
합산(合算)や가산(加算)といった言葉もありますが、よく使うのは「덧셈」です。
200と35の和は235です
また日本語の「和」のような表現として、합というのもあります。
数を「足す」は더하다
数を足す時には더하다を使います
100に300を加えれば、400です
775と8を足せば、783になります
難しい文法を使うわけではないので、漢数字の読み方さえわかれば表現できると思います。
足し算の計算式
計算式で加算を表す記号「+」は더하기と言います。
구십팔 더하기 육십이는 백육십
삼십오 더하기 이십일은 오십륙
더하기は더하다を「-기」で名詞形にしたものです。
またイコール「=」には-은/는(~は)を使います。
減算・引き算
引き算は뺄셈、差は차
引き算を韓国語では뺄셈といいます。
引き算も足し算と同じくらい大事です
감산(減算)といった言葉もありますが、まずは「뺄셈」を覚えましょう。
75と32の差は42です
また日本語の「差」に相当する表現は차になります。
数を「引く」のは빼다
数を「引く」には빼다を使います
50から2を引けば、48になります
1000から250を除けば、残りは750です
表現の仕方は足し算と同じです。
また「~から」には-에서を使いますが、数式にも-에서を使います。
引き算の計算式
計算式で減算を表す記号「-」には빼기を使います。
천이백삼십사 빼기 삼십사는 천이백
삼백십삼 빼기 칠십육은 이백삼십칠
빼기は빼다の-기による名詞形ですね。
민수네 집에서 지하철역까지 100m입니다. 민수는 집에서 지하철역을 향해 35m를 걸었습니다. 지하철역까지 남은 거리가 얼마인가?
답:
※答えはタップして確認できます
こんな感じでちょっとした問題をやってみると、式もイメージしやすくなると思います。
乗算・掛け算
かけ算は곱셈、積は곱
掛け算は韓国語で곱셈です。
かけ算は小学校2年生の時に勉強しました
一応かけ算にも승산(乗算)という言葉はありますが、とりあえずは「곱셈」を覚えましょう。
24と3の積は72です
また日本語の「積」に相当する表現は곱になります。
掛けるは곱하다
数を「かける」時は곱하다を使います。
280に3をかければ、840です
72に0.1をかければ、7.2になります
足し算や引き算と表現の仕方は同じなので、細かいことは省略します。
かけ算の計算式
かけ算の記号「×」には곱하기を使います。
칠십오 곱하기 이점사는 백팔십
오분의 이 곱하기 이는 오분의 사
곱하다を-기で곱하기にすればOKです。
ここでちょっと計算問題を韓国語で解いてみましょう。
a=3, b=1012일 때 다음의 값을 구하시오.
a×b=?
답:
うまくできたでしょうか ㅋ
除算・割り算
わり算は나눗셈、商は몫
わり算は韓国語で나눗셈です。
かけ算ができないと、割り算もできないですよ
제산(除算)という漢字語もありますが、普段は「나눗셈」で大丈夫です。
24と3の商は8です
また「商」に相当する韓国語は몫です。
몫には「分け前、取り分」という意味もあり、数人でピザやケーキを切り分けた時の1ピースも「몫」です。
割るは나누다
数を「割る」時は나누다を使います。
21を3で割ると、7になります
58を14で割ると、4とあまり2になります
割り算の表現の仕方も他の計算と同じですね。
わり算の計算式
わり算を表す記号「÷」には나누기を使います。
백 나누기 이십오는 사
삼분의 이 나누기 이는 삼분의 일
これも나누다を-기で名詞形にして読み上げましょう。
難しい計算問題を解く必要はないので、読み方だけも練習してみましょう。