日本語に「待つ、待て」は一つしかありませんが、韓国語にはいくつかの表現があり、場面や状況によって使い分けます。
そこで韓国語の「待つ」には、どんなが言い方があるのかを紹介していきます。
中には直訳すると微妙なものもありますが、それらはニュアンスを感じ取ってください。
기다리다を使った表現
「待つ」の基本は기다리다
待つという意味の表現の基本は기다리다です。
すぐ行くからちょっと待って
一番よく使う「待て」で、オーソドックスな表現です。
俺が除隊するまで待っててくれるか?
男性が軍隊に行くと女性は他の男性のところに行ってしまい、それが原因で別れるということがありますが、これを「고무신을 거꾸로 신다」と言います。
逆もに女性がフラれるケースもあり、その場合は「군화를 거꾸로 신다」と言います。
もちろんずっと続いているカップルだっています。
「少々お待ちください」は必須表現
アルバイトなどでも使える必須表現です。
丸暗記するくらいの気持ちでいきましょう。
ちょっとお待ちください
少々お待ちください
少々お待ちください
잠깐は「すごく短い時間、わずかな時間」という意味です。
少々お待ちくださいも、文が長くなるほど丁寧な表現になります。
「しばらくお待ちください」も一緒に覚えよう
少々おまちくださいと一緒に覚えましょう。
잠시は잠시간の略で「短い時間、少しの時間」という意味です。
少々お待ちください
しばらくお待ちください
しばらくお待ちください
どれも「しばらくお待ちください」という意味です。
食堂やカフェなどで接客を行う時、客からの呼び出しすぐに対応できない時は「잠시만요」と言っておきましょう。
잠시만요や잠깐만요にはこんな使い方もある
ちょっとまった、どいてくれ
잠시만요や잠깐만요はこんな時にも使えます。
相手を引き留める
ちょっと待ってよ
「ちょっと待って」と、その場で相手を引き留めるような場合ですね。
ちょっとどけてほしい時
ちょっとすみません
ちょっとどいてください
こちらは「ちょっとどけてください、ちょっと通ります」と言いたい時に使える表現です。
地下鉄やバスから降りたいけれども、降り口が混んでいる時に使ってみましょう。
言わなきゃ待ってくれないこともある
バスから降りたいけれども「荷物がいっぱい、混んでいる」など、すぐに降りれない状況はいくらでもあります。
そんな時「잠깐만요」と言えば、こちらが降りるまで運転手も待ってくれるし、そうやってバスを降りて行くお年寄りも多いです。
ただし言わないと待ってくれません!
グズグズしているとバスはどんどん先に行ってしまうので気をつけましょう。
刑事が犯人を追いかけるシーンなどに出てくる「待て!」は거기 서と言います。
거기 서を日常会話で使うことは少なくても、ドラマや映画にはよく出てくるのでこれも覚えておくといいでしょう。