意思の表示に使われる文法を練習してみましょう。

-ㄹ게요は「~します」という行動の予告を意味し、約束ごとなどについて話す時によく用いられます。

行動の予告や宣言をする

決心したこと・意志を表明する

-ㄹ게요はやろうと決めたことを宣言・予告する時に使います。

決心したことや心に誓ったこと

退勤時間になった
이제 집에 가자.
もう家に帰ろう

周りに宣言する
↓↓↓

挨拶をする
나 먼저 갈게요.
私先に帰るよ

決心したことを話すだけなので、実行するかどうかは別になります。

「-ㄹ게요」の使い方

-ㄹ게요は動詞と組み合わせて使いましょう。

動詞 + -(으)ㄹ게요

가다 + -ㄹ게요 = 갈게요
내리다 + -ㄹ게요 = 내릴게요
청소하다 + -ㄹ게요 = 청소할게요

먹다 + -ㄹ게요 = 먹을게요
닫다 + -ㄹ게요 = 닫을게요
읽다 + -ㄹ게요 = 읽을게요

놀다 + -ㄹ게요 = 놀게요
듣다 + -ㄹ게요 = 들을게요
돕다 + -ㄹ게요 = 도울게요

語幹にパッチムがない時は-ㄹ게を組み合わせ、パッチムがある語彙には-을게を使いましょう。

パッチムなし

제가 약속을 꼭 지킬게요.
私が必ず約束を守ります
(지키다)
주방은 제가 청소할게요.
キッチンは私が掃除します
(청소하다)
저는 역삼역에서 내릴게요.
僕は駅三駅で降りますよ
(내리다)

通退勤時間のバスや地下鉄では「내릴게요」と言いながら混雑をかき分けて下車していく人をよく見かけますが、それも行動の予告・宣言ですね。

パッチムあり

오늘은 10시가 되면 문을 닫을게요.
今日は10時になったら店を閉めます
(닫다)
괜찮은 노래가 있으면 들을게요.
いい曲があれば聴いてみます
(듣다)
무슨 일 있으면 내가 도울게요.
何かあったら僕が手伝いますよ
(돕다)

変格活用の語彙は-으が入るパターンに基づいて変化します。

ㅂパッチムなら-울게になるし、一部のㄷパッチムの語彙はㄷがㄹになったところに-을게がつきます。

間違えやすい文型のミス

-ㄹ게요を使う時によくあるミスです。

전화로 물어볼게요.
電話で聞いてみます (ㅇ)
전화로 물어볼께요.
電話で聞いてみます (x)

発音が「-ㄹ께」になるため、それをそのまま書いてしまう人は多いです。

うっかりしやすいので気をつけましょう。

約束をしたり、お礼を伝えたりすることもある

約束をした時にも使う

-ㄹ게요は約束をする時にもよく用いられます。

다음에 한잔할 때는 제가 살게요.
今度一杯やる時は私がごちそうしますよ
더 이상 그 여자랑 안 만날게요.
これ以上彼女とは会わないよ
걔가 올 때까지 여기서 기다릴게.
あの子が来るまでここで待ってるよ

予告の一つと言えなくもないですが、相手に「~しますよ」と言う時にそれが約束になっていることは多いです。

お礼を言う時にも使える

-ㄹ게요はお礼を言いたい時にも使えます。

고마워요. 잘 먹을게요.
ありがとう。いただきます
감사해요. 잘 쓸게요.
ありがとう。大事に使います
이 책 갖고 싶었어요. 잘 읽을게요.
この本欲しかったんです。ありがとう

もらったものが本であれば읽다を使えばいいし、他のものなら쓰다もいいでしょう。

受け取ったもの、してもらったことに合わせて語彙を使い分けてみましょう。

何か約束をしたり、こうしますと言いたい時に使ってみましょう。