間接話法

間接話法は「平常文、疑問文、命令文、勧誘文」のうち、どれと組み合わせるかによっても、文型が変化します。

間接話法を疑問文と組み合わせる時は、「-냐고 하다」を使うことになります。

ところが「-냐고 하다」は、組み合わせる語彙によっても、文型が変わります。

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形容詞と疑問文の間接話法

基本は「-냐고 하다」

疑問文の間接話法に「形容詞」を使う時は、単語の語幹(다を除いた部分)に-(으)냐고 하다を組み合わせて使います。

김대호-R

찬만이가 여자친구가 예쁘냐고 해요.
チャンミンが、彼女はかわいいのか?って

박석중-R

아내가 왜 이렇게 월급이 적으냐고 화내요.
妻がなんでこんなに給料少ないんだって怒るんだよ

パッチムのない語彙には-냐고、パッチムがある場合は-으냐고を使います。

また、-냐고 하다の「하다」の部分は、他の単語に変えることで、表現に幅を持たせることもできます。

不規則活用の語彙では?

変格活用の語彙の場合は、変化したところに-냐고が付きます。

최지현-L

친구가 일본이 많이 추우냐고 해요.
友達が日本はすごい寒いのかって

이소룡-L

지금 제주도가 더우냐고 물어봤어요.
今、済州島は暑いのか聞きました

춥다や덥다は「ㅂが우」に変わるので、そこに-냐고を付けることになります。

-냐고しか使わないことが多い

パッチムの有無に合わせて「-냐고と-으냐고」を使い分けるのが本来ですが、実際は-냐고しか使わないことの方が多いです。

本来なら

한상우-R

방이 넓으냐고 질문했습니다.
部屋は広いのか質問しました

강소영-R

식당이 여기서 가까우냐고 해요.
お店がここから近いのかって

実際は

한상우-L

방이 넓냐고 질문했습니다.
部屋は広いのか質問しました

강소영-L

식당이 여기서 가깝냐고 해요.
お店がここから近いのかって

そのため、形容詞はみんな「-냐고」にしてしまいましょう。

時制に合わせた文型の変化

過去形や未来系など、時制に合わせて形容詞を変化させた場合、文型はこのようになります。

現在
많냐고 하다
적냐고 하다
춥냐고 하다
덥냐고 하다

過去
냐고 하다
냐고 하다
냐고 하다
냐고 하다

未来
냐고 하다
냐고 하다
냐고 하다
냐고 하다

-았었-겠には、本来なら「-느냐고」を使うはずなのですが、こちらも実際は「-냐고」を使うことが多いです。

したがって、-았/었や-겠も、すべて「-냐고」にしてしまいましょう。

疑問文の短縮形はほとんど使われない

短縮させて使う場合は、「-냐고 하다」を-냬요と縮めることになります。

강소영-R

뭐를 먹으면 그렇게 날씬하냐고 해요/날씬하냬요.
何を食べればそんなに細いのかって

최지현-R

여행 갔을 때 날씨가 좋았냐고 해요/좋았냬요.
旅行に行った時、天気はよかったのかって

황수지-R

김치가 너무 맵지 않냐고 해요/맵지 않냬요.
キムチがすごい辛くないかって

ただ、実際は疑問文の間接話法で「短縮形」を使う人はあまり見かけません。

短縮形は文形の確認にとどめておいても問題はないでしょう。

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動詞と存在詞と疑問文

パッチムの有無は関係ない

動詞および있다/없다と疑問文の間接話法は、語幹に「-느냐고 하다」を組み合わせます。

김대호-L

아버지가 언제 밥을 먹느냐고 해요.
母さんがいつごはん食べるのかって

김영주-L

친구들이 왜 주말에 산으로 가느냐고 물어봐요.
友達がなぜ週末に山に行くのかって聞いてくるんだよ

양승희-L

어머니가 냉장고에 계란이 없느냐고 해요.
お母さんが冷蔵庫に卵はないかって

語幹にパッチムがあってもなくても、「-느냐고 하다」をつけるだけです。

動詞も「-냐고」を使う方が多い

動詞には「-느냐고 하다」を使うのが基本ですが、話す時は「-냐고」を使うことが多いです。

이소룡-R

언제 먹느냐고 해요.
いつ食べるのだって

이소룡-L

언제 먹냐고 해요.
いつ食べるのだって

もともと「-느냐고」を使っていたものが、「-냐고」を使う人が増えるにつれて、話す時と書く時で区別するようになりました。

・書く時は-느냐고
・話す時は-냐고

試験などの作文では「-느냐고」を使い、普段の会話では「-냐고」といった感じで、使い分けるといいでしょう。

時制に合わせた形

時制に合わせて文型を整理すると、こうなります。

現在
자냐고 하다
먹냐고 하다
공부하냐고 하다

過去
잤냐고 하다
었냐고 하다
공부했냐고 하다

未来
겠냐고 하다
겠냐고 하다
공부하겠냐고 하다

やはり「-았/었や-겠」に対しても、-느냐고よりも-냐고を使うことが多いです。

短縮形による表現

短縮の仕方は、形容詞の時と同じです。

강소영-R

소용이가 일본에 냐고 해요/있냬요.
ソヨンが日本にいるの?だって

김지성-R

영주가 일본에 냐고 해요/갔냬요.
ヨンジュが日本に行ったの?だって

兵士-R

언제 하겠냐고 해요/하겠냬요.
いつやるつもりなの?だって

-냬요を使うことは少ないので、動詞の疑問文も、短縮形は文形の確認程度で十分でしょう。

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名詞と疑問文

パッチムがある時は「이」が入る

名詞に「-냐고 하다」が組み合わさる際に気を付けるのは、「パッチムの有無」です。

김선아-R

친구가 이게 독일 맥주냐고 해요.
友達がこれはドイツのビールかって言ってます

이현빈-L

형이 오늘이 무슨 요일이냐고 해요.
兄が今日は何曜日かって言ってます

パッチムがある名詞の場合、-이냐고が入ります。

김대호-L

어머니가 휴가 때 집에 올 것이냐고(거냐고) 해요.
母さんが休暇は帰ってくるのかって言ってます

依存名詞の「것」は、것と거のどちらで使うかにも注意しましょう。

なぜパッチムがあると「이」が入る?

名詞の疑問文で使う「-냐고」は、이다と-냐고の組み合わせからできています。

김지성-R

시험이 언제이냐고 해요.
試験はいつなの?だって

김지성-L

시험이 언제냐고 해요.
試験はいつなの?だって

名詞は이다と一緒に使うのが基本ですが、パッチムのない名詞では「이」の発音が、よく省略されます。

そのため、パッチムの有無によって「-냐고と-이냐고」を使い分けることになります。

時制に合わせた形や短縮形による表現

「이다」の時制に注意しながら見てみましょう。

時制と文型

現在
언제냐고 하다
요일이냐고 하다

過去
언제였냐고 하다
요일이었냐고 하다

過去形には「이었と였」どちらを使ってもOKです。

また、未来系は事実上ないと思って構いません。

短縮形の使い方

ここまでくれば、短縮形の使い方も、説明の必要はないと思います。

김선아-R

불꽃축제가 언제냐고 해요/언제냬요.
花火大会がいつか?って

강소영-R

불꽃축제가 언제였냐고 해요/언제였냬요.
花火大会がいつだったのか?って

文型のみ、さっと確認してしまいましょう。

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疑問文の間接話法の応用

基本文法を組み合わせたものを短縮する

疑問文の間接話法はでは、次のような使い方をすることもできます。

1.뭐냐면「何かといえば」
=뭐냐고 하다+면

2.왜냐면「なぜかといえば」
=왜냐고 하다+면

3.하냐면「するのかといえば」
=하냐고 하다+면

兵士-L

이게 뭐냐면 폭을 측정할 때 쓰는 거야.
こいつはね、幅を測る時に使うんだよ

한상우-L

왜냐면 그 곳에 산이 있기 때문이다.
なぜなら、そこに山があるからさ

김철수-L

이걸로 뭐 하냐면…
これで何をするかと言うと…

こうして、他の文法と組み合わせたものを短縮し、様々な表現を作り出します。

応用になると難しく見えますが、中身は基本の文法の組み合わせです。

慣れてきたら、こうした応用も少しづつ取り入れていきましょう。

まとめ

1.形容詞には-냐고
時制など関係なく、すべて「-냐고に」してしまおう

2.動詞には-냐고
試験の作文などでは「-느냐고」も使おう

3.名詞には-냐고
パッチムがある時は-이냐고
過去形には-이었냐고/-였냐고

迷ったら、とりあえず「-냐고」にしてしまえば、何とかなるでしょう。