わからないことを誰かに聞きたいと思った時、大事なことがあります。
それは何がどうわからないのかをきちんと伝えることです。
そうすれば質問された方も答えやすくなるわけですが、ここでは「わからないこと」について話す時に使える文法を練習してみましょう。
「~かどうか」の韓国語
話の中に「疑問や質問」を取り込んで話す
-는지は質問や疑問を話の中に取り込む時に使います。
質問や疑問を取り入れた話とは?
①현준이는 어디에 갔어요?
ヒョンジュンはどこに行ったの?
②너는 그것을 알아요?
あなたはそれを知ってる?
②の中に①が入ると
↓↓↓
③너는 현준이가 어디에 갔는지 알아요.
あなたはヒョンジュンがどこに行ったのか知ってる?
①について知っている?という話になる
疑問や質問の部分は「~かどうか」と訳すことが多いです。
つまり「~なのか知っている、~だったかわからない」といった話をします。
形容詞や이다には「-ㄴ지/은지」
-는지は何がどうわからないのかによって文型が変化します。
動詞/形容詞 + -ㄴ지/는지/ㄹ지
크다 + -ㄴ지 알다 = 큰지
이다 + -ㄴ지 알다 = 인지
많다 + -ㄴ지 알다 = 많은지
먹다 + -는지 알다 = 먹는지
있다 + -는지 알다 = 있는지
갔다 + -는지 알다 = 갔는지
팔다 + -ㄹ지 알다 = 파는지
맵다 + -ㄹ지 알다 = 매운지
무섭다 + -ㄹ지 알다 = 무서운지
組み合わせる言葉が形容詞や名詞の場合は-ㄴ지/은지を使います。
最近どんな歌手が人気なのか知ってますか?
(많다)
この中で誰が一番背が高いかわかりますか?
(크다)
これ何の歌かわかりますか?
(-이다)
-ㄴ지や-는지は連体形と作り方に似ているので、慣れないうちは連体形を参考にしながら文を作ってもいいでしょう。
また文法の特性上、疑問文として用いることが多いでしょう。
動詞・있다/없다・過去形には「-는지」
動詞や있다/없다あるいは過去形には-는지を組み合わせましょう。
これはどうやって食べるんですか?
俺の携帯どこにあるか知ってる?
スンギさんが何しに行ったのかご存知ですか?
相手が目上の人であれば아세요などを使って敬語表現にしまいましょう。
모르다にすると「~かどうかわからない、知らない」
알다と모르다を入れ替えれば、反対の表現になります。
私はこのキムチが辛いのかよくわかりません
母さんが怒るとどれだけ怖いか知らないの?
ミンジが部屋で何をしているのかは私も知りません
これだけでも表現できることが広がるのではないでしょうか。
わからないことを表現するといってもいろいろある
알다や모르다を使わないで表現する
알다や모르다を他の言葉と入れ替えて表現することも可能です。
家賃が安いか気になります
あの時インターネットで何を注文したのか覚えてないです
これが本物なのか違うのか私には区別がつきません
「~かどうか」の後に来る表現は日本語と同じような感覚で使えると思います。
パッチムのない名詞では이を省略することも
名詞と組み合わせる時は-인지が基本ですが、パッチムのない名詞では이がよく省略されます。
さっき訪ねてきた人が誰だかご存知ですか?
(누구인지→누군지)
住所がどこか照会できません
(어디인지→어딘지)
これが何かミンギョンさんならわかると思う
(뭐인지→뭔지)
こうした発音が省略される傾向も知っておくと、聞き取りが楽になると思います。
「-ㄹ지」はこれから起こるであろうこと
これから起こるかもしれないことについて話す時に用いるのが-ㄹ지/을지です。
雨が降るか事前に教えてくれる機能です
これがどのくらい辛いだろうか知る術はありません
これからどうすればいいかわかりません
どうなるかわからない可能性についての話である以上、모르다と組み合わせる方が多くなるでしょう。
汝矣島にある63ビルディングの高さが「どのくらいか」ご存じでしょうか。
建物の高さは274mです。