-아요/어요はやわらかい口調で「~ます」を表現する語尾です。

通常は語幹の母音に合わせて-아요/-어요を使い分けますが、요体の中には規則通りに変化しない語彙があります。

ここでは特殊な変化をする요体を練習しましょう。

※サンプル音声がある場合、例文の横のスピーカーのマークを押すと音声が再生されます。

「-아요/어요」の変格活用って?

原則通りに変化しない過去形がある

過去形を使う際、語幹が変形した後に-았/었が組み合わさる語彙があります。

집에서 음악을 들었습니다.
家で音楽を聴きました

듣다が過去形になると듣었다ではなく「들었다」になっていますが、このような変化は変格活用あるいは不規則活用などと呼ばれます。

過去形と同じく原則通りに変化しない「-요体」がある

変格活用は過去形だけで起こるわけではありません。

저는 영어로 라디오를 들어요.
私は英語でラジオを聞きます

듣다が듣어요ではなく「들어요」になっていますね。

過去形と似たような変わり方をしていますが、これが現在形の変格活用です。

そして-요体の不規則変化は大きく「音の脱落が起こるもの」「語幹の音が変わるもの」に分かれます。

音の脱落が起こる変格活用

語幹の母音「으」がなくなる

語幹の으が脱落した後、-아요/어요だけが残ります。

아프다+ -아요 ⇒ 아아요 → 아파요
(ㅡ + ㅏ ⇒ ㅏ)

다 + -아요 ⇒ 담ㄱ + 아요 → 담가요

音が脱落したところに、-아요/어요が加わる

어제부터 머리가 아파요.
昨日から頭が痛いです
(아프다)
우리 집에서는 엄마가 김치를 담가요.
我が家では母さんがキムチを漬けます
(담그다)
불꽃이 정말 예뻐요.
花火が本当にきれいです
(예쁘다)

으は他の母音よりも弱いため、크어요を早く発音しようとしても「커요」になってしまいます。

ㅅパッチムの単語「ㅅ変格活用」

ㅅパッチムの単語は、活用の際に「ㅅ」が脱落します。

낫다 + -어요 → + -어요 = 나어

긋다 + -어요 → + -어요 = 그어

ㅅパッチムがなくなったところに、-아요/어요が組み合わさります

가마솥에 한가득 밥을 지어요.
釜いっぱいにご飯をたきます
(짓다)
아이는 상처가 금방 나아요.
子供は傷がすぐ治ります
(낫다)
중요한 부분 밑에 선을 그어요.
大事なところの下に線を引きます
(긋다)

잇다(続く)や붓다(腫れる)などもよく使う語彙なので、覚えておくといいでしょう。

ㅎパッチムの単語「ㅎ変格活用」

좋다など一部の言葉を除き、語幹のㅎが脱落しながら異なる発音になるケースです。

빨갛다 + -아요 ⇒ 빨가 + 요 → 빨개

어떻다+ -어요 ⇒ 어떠 + 요 → 그래

音が脱落するだけでなく、発音も変わる

하늘이 너무 파래요.
空がすごい青いです
(파랗다)
토마토와 사과는 색깔이 빨개요.
トマトとりんごは色が赤いです
(빨갛다)
까마귀는 온몸이 까매요.
カラスは全身が黒いです
(까맣다)

ㅎが脱落したところに-아/어が入るのですが、その際に母音が「l」になるというわけの分からない変化の仕方をします。

어떻다を어때요で使うのもこのパターンになりますが、こういうものだと諦めてそのまま覚えるしかありません。

語幹の音が変化する不規則活用

ㅂパッチムの単語「ㅂ変格活用」

語幹にㅂパッチムを含む単語の一部は活用の際に発音が変化します。

고맙다 + -어요 → 고마 + -어요 = 고마워요

다 + -어요 → 더 + + -어요 = 더워요

ㅂパッチムが「우」になり、そこに-아요/어요が組み合わさります

올해 여름은 정말 더워요.
今年の夏は本当に暑いです
(덥다)
서울은 도쿄보다 훨씬 추워요.
ソウルは東京よりもずっと寒いです
(춥다)
이 불닭은 저한테는 엄청 매워요.
このブルダックは私にはすごい辛いです
(맵다)

ちなみに돕다や곱다など「ㅂ→오」になる言葉もあります。

돕다 → 도와요
곱다 → 고와요

しかし-와요になる単語はさほど多くないので、このケースの大半は-워요になると考えてもいいでしょう。

ㄷパッチムの単語「ㄷ変格活用」

一部の語幹のㄷパッチムは活用の際にㄹに変化します。

다 + -어요 → 실 + -어요 = 실어요 (싣어요×)

깨닫다 + -아요  → 깨달 + -어요 = 깨달아요 (깨닫아요×)

ㄷパッチムが「ㄹ」になったところに、-아요/어요が組み合わさります

그 짐은 이 차에 실어요.
その荷物はこの車に載せます
(싣다)
지하철역까지 얼마나 걸어요?
地下鉄の駅までどのくらい歩きますか?
(걷다)
내 말 다 알아들어요?
僕の言ってることわかるんですか?
(알아듣다)

ㄷがㄹに変わるのは発音の際に口の中の同じ場所(前歯の裏側)を使うからです。

そのためㄷがㄱになったりするようなことはありません。

르を含む単語「르不規則活用」

語幹に르がある場合、その「ㅡ」が脱落し、そこへ「ㄹ」がもう一つ加わります。

모르다 + -아요 → 모ㄹㄹ + -어요 = 몰라

누르다 + -어요  → 누ㄹㄹ + -어요 = 눌러

つまり르が-ㄹ라/-ㄹ러になります

그거는 나도 몰라요.
それは俺もわからないよ
(모르다)
일단 재생버튼을 눌러요.
とりあえず再生ボタンを押して
(누르다)
현주씨는 영어로도 노래를 불러요.
ヒョンジュさんは英語でも歌を歌います
(부르다)

몰라요や불러요など、よく使いそうな言葉から覚えていくといいでしょう。

不規則変化をいちいち頭で考えながら話すのは大変です。

勝手に言葉が出てくるまで練習しましょう。