「できること、できないこと」を表現したい時、最も簡単に使える文法は「잘、못」です。

ところが、これだけでは表現できることに限界があります。

そこで、さらに広いニュアンスに対応した文法の登場です。

可能・不可能を表す文

잘や못では表現できないこともある

잘や못では表現できないこととはなんでしょうか?

잘や못で表現できないこと?

-ㄹ 수 있다
그 도서괸은 10시가 되면 들어갈 수 있다.
(あの図書館は10時になると入れる)

もし잘を使うと?
↓↓↓


그 도서괸은 10시가 되면 잘 들어가다?
(あの図書館は10時になると入れる?)

こういうケースを잘で表現するのには限界があります。

そのため別の文法を使うことになるわけですが、それが「-ㄹ 수 있다/없다」です。

「-ㄹ 수 있다/없다」の使い方

-ㄹ 수 있다は、動詞の語幹に付けて使います。

動詞 + -(으)ㄹ 수 있다/없다

가다 + -ㄹ 수 있다 = 갈 수 있다
마시다 + -ㄹ 수 있다 = 마실 수 있다
졸업하다 + -ㄹ 수 있다 = 졸업할 수 있다
공부하다 + -ㄹ 수 있다 = 공부할 수 있다

먹다 + -ㄹ 수 있다 = 먹을 수 있다
끓이다 + -ㄹ 수 있다 = 끓일 수 있다

만들다 + -ㄹ 수 있다 = 만들 수 있다
듣다 + -ㄹ 수 있다 = 들을 수 있다

できることを表現

도서관에는 책을 빌릴 수 있어요.
図書館では本を借りることができます
(빌리다)
주말은 쉴 수 있어요?
週末は休めるんですか?
(쉬다)
무료로 음악을 들을 수 있어요.
無料で音楽が聴けます
(듣다)

「~できる」と言いたい時は、-ㄹ 수 있다の形にします。

できないことを表現

이 수돗물은 마실 수 없습니다.
この水道水は飲めません
(바시다)
입맛이 없어서 밥을 먹을 수 없어요.
食欲がなくて、ごはんが食べれません
(먹다)
카드키가 없으면 객실 문을 열 수 없어요.
カードキーがないと、客室のドアは開けれません
(열다)

「~できない」と言いたい時は、-ㄹ 수 없다にしましょう。

「-ㄹ 수 있다/없다」にはどういうニュアンスがある?

「能力があること」を意味する

-ㄹ 수 있다/없다は、能力があることも意味します。

전 중국어로 이야기할 수 있어요.
私は中国語で話ができます

この場合は、語学力というスキルがあることを意味しています。

우리 아들은 자전거를 탈 수 있어요.
うちの息子は自転車に乗れます
전 오토바이를 운전할 수 있습니다.
僕はバイクを運転できます

免許証を見せながら「運転できます」と言えば、運転技術を持っているということになりますね。

能力以外の「できる・できない」

一方で、能力は関係がない場合もあります。

더 이상은 기다릴 수 없습니다.
もうこれ以上は待てません
오후 8시까지 이용할 수 있습니다.
午後8時まで利用できます
돈이 부족해서 살 수 없어요.
お金が足りなくて買えません

これらはどれも、能力やスキルの話をしているわけではないですね。

禁止や許可を意味することもある

-ㄹ 수 있다/없다は、可能・不可能以外の意味で使うこともあります。

안에서 사진을 찍을 수 없습니다.
中で写真を撮ってはいけません
(写真は撮れない)
여기서 수영할 수 없습니다. 
ここで泳いではいけません
(泳ぐことはできない)

不可能の意味に見えますが、ここでは「禁止」の話をしています。

-ㄹ 수 있다/없다には、こうしたニュアンスがあることも知っておきましょう。

「-ㄹ 수 없다」と「못」の違い

「못 하다」なら同じニュアンス

「-ㄹ 수 없다」と「못の否定文」は、どちらも不可能を意味する表現です。

어제는 바빠서 공부할 수 없었어요.
昨日は忙しくて勉強できませんでした
어제는 바빠서 공부를 못 했어요.
昨日は忙しくて勉強できませんでした

「못 하다」であれば、-ㄹ 수 없다と同じニュアンスになります。

どちらも、何かしらの事情で「できない」ことを意味するからです。

「못하다」と同じではない

ところが「못하다」になると、-ㄹ 수 없다と同じではなくなります。

어제는 바빠서 공부할 수 없었어요.
昨日は忙しくて勉強できませんでした (ㅇ)
어제는 바빠서 공부를 못했어요.
昨日は忙しくて勉強できませんでした (×)

못하다は「能力がないこと」を意味します。

音で聞いただけではこれらの違いを把握するのは難しいので、会話では問題なく通じますが、作文などの際は少し注意しましょう。

「-ㄹ 수 있다/없다」にしてみる

動詞を「-ㄹ 수 있다/없다」の形に変えてみましょう。

돋보기를 쓰면 작은 글씨도
老眼鏡をかければ小さい文字も読めます
(읽다)
많이 취해서 혼자
すごい酔ってるので一人で歩けません
(걷다)
언제
いつ卒業できますか?
(졸업하다)
사이즈가 작아서
サイズが小さくて着れません
(입다)
파일은 어떻게
ファイルはどうやったらダウンロードできますか?
(다운받다)
여기서는 아이들이 안전하게
ここでは子供たちが安全に遊べます
(놀다)

※タップすると答えが見れます

-ㄹ 수 있다/없다は幅広いニュアンスに対応しているので、可能・不可能にはどんどん使ってみましょう。