韓国語を勉強する人が最初に習う否定文といえば、-이/가 아닙니다ですね。
これも-이에요/예요のように別の言い方があります。
ここではもう一つの「~ではありません」を練習しましょう。
「-이/가 아니에요」の使い方
-이에요/예요を否定文にしたもの
아니다(~ではない)に-에요を付けたのが아니에요です。
どちらも「~ではありません」
-이/가 아니다 + -ㅂ니다 = -이/가 아닙니다
-이/가 아니다 + -에요 = -이/가 아니에요
「~ではありません」にも二通りの言い方があります。
-이/가 아닙니다よりも-이/가 아니에요の方が日常ではよく使われます。
名詞と一緒に使うのが基本
基本的な使い方は-이/가 아닙니다と同じなので、前に来る名詞のパッチムの有無によって-이と-가どちらの助詞を使うかが変わります。
名詞 + -이/가 아니에요
주스 + -이/가 아니에요 = 주스가 아니에요
야채 + -이/가 아니에요 = 야채가 아니에요
배우 + -이/가 아니에요 = 배우가 아니에요
과일 + -이/가 아니에요 = 과일이 아니에요
물감 + -이/가 아니에요 = 물감이 아니에요
장갑 + -이/가 아니에요 = 장갑이 아니에요
パッチムのない単語
私は電気技師ではありません
あの建物は学校ではありません
パッチムのない単語では-가 아니에요の形になります。
パッチムのある単語
私は英語の先生ではありません
ここは病院じゃありません
パッチムのある単語が来た時は-이 아니에요にします。
ちなみに아니에요と아니예요を間違える人がいますが、正しくは아니에요ですので気を付けましょう。
疑問文でも文型は同じになる
-이/가 아니에요も疑問文で形が変わったりすることはありません。
スジさんは公務員じゃないんですか?
ここが例の博物館じゃないの?
今日は火曜日じゃないんですか?
語尾のイントネーションを変えることで疑問文になります。
こんな使い方もある
助詞「-이/가」が省略されることもある
口語では助詞-이/가を省略して使うことがよくあります。
私は83年生まれじゃありません
それは僕の車じゃありません
それは水道水じゃないですよ
助詞を省いた文型がどんなものかイメージできたでしょうか。
ため口だと「文型」が変化する
ため口ではさらに語尾が変化することもあります。
あの人が新しい課長じゃない?
これはただの運動靴じゃないよ
そのくらい大したことないよ
語尾が아니야/아냐になったとしても使い方の基本は同じです。
また助詞は省略することもあれば、しないこともあります。
감사합니다と言われた時に「いえいえ」と答えるのも、아니에요です。