「赤いりんご」
「青いシャツ」
「おいしい料理」
これらは名詞の前に「どんな」を意味する言葉が付いたものですが、こうした表現によく使われるのが形容詞です。
今回は形容詞を用いて、どんなを表現してみましょう。
形容詞の連体形って?
形容詞は名詞の前に来ると変形する
形容詞は簡単に言うと、それが「どんなものか」を表す言葉です。
形容詞の連体形って?
通常の形容詞の文「○○がどうだ」
커피가 뜨거워요.
コーヒーが熱いです
머리가 노래요.
髪が黄色いです
位置によって変形
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連体形の形容詞の文「どんな○○」
뜨거운 커피.
熱いコーヒー
노란 머리.
黄色い髪
形容詞は文中での位置によって形が変わり、名詞の前に来ると-ㄴ/은になります。
連体形「ㄴ/은」の作り方
形容詞の連体形は語幹に-ㄴ/은をつけましょう。
形容詞 + -ㄴ/은
싸다 + -ㄴ/은 = 싼
슬프다 + -ㄴ/은 = 슬픈
좋다 + -ㄴ/은 = 좋은
작다 + -ㄴ/은 = 작은
길다 + -ㄴ/은 = 긴
빨갛다 + -ㄴ/은 = 빨간
뜨겁다 + -ㄴ/은 = 뜨거운
パッチムなし
安い肉は美味しくありません
(싸다)
これは高いバッグじゃないですよ
(비싸다)
映画は悲しいストーリーでした
(슬프다)
語幹にパッチムがない時は-ㄴを付けます。
パッチムあり
ウンギョンさんは優しくていい人です
(좋다)
テーブルの上に小さな箱が一つあります
(작다)
外出する時黒い色の帽子をかぶります
(검다)
語幹にパッチムがある場合は-은になります。
変格活用の形容詞
形容詞の連体形にも変格活用はあります。
ㄹパッチム
髪の長い女性がいます
(길다)
パッチムのㄹが脱落し、-ㄴが入ります。
ㅎパッチム
赤いりんごが三つで5000ウォンです
(빨갛다)
パッチムのㅎが脱落して、-ㄴが入ります。
ㅂパッチム
お父さんは辛いものがすごい好きです
(맵다)
パッチムのㅂが우に代わり、そこへ-ㄴが入ります。
連体形による様々なパターンの文
過去の話でも連体形の使い方は変わらない
過去の話をする時も名詞の前に置く形容詞の使い方は同じです。
いつもより遅い時間に昼ごはんを食べました
試験で難しい問題は出ませんでした
地下鉄で背の低い人を見ました
これは過去でも現在でも「白いものは白い」ように、形容詞は基本的に時間に左右されない言葉だからです。
「こそあど」を連体形にすると?
指示語や疑問詞などにも-ㄴ/은は使えます。
おまえにこういう服は似合わないよ
私はそんな人間にはなりたくないです
記念日にどんなプレゼントをあげればいいかな?
이렇다や그렇다あるいは어떻다なども連体形になるということですね。
名詞も連体形にできる?
이다や아니다に-ㄴ/은を使えば、名詞を連体形のようにすることも可能です。
私は調理師の友達がいます
世界一の理由は何だろうか?
会員でない人も利用可能です
「調理師である友達」
「世界一である理由」
「会員でない人」
こうした使い方もぜひ練習してみてください。
形容詞と名詞の順番を入れ替えたりしながら、いろいろ練習してみましょう。