눈치は「言葉を使わない意志のやり取り」を表現したい時によく用いられます。

日本語に直訳できない表現も多いですが、ニュアンスを理解するポイントは空気感や雰囲気。

いわゆる「空気を読む力」のようなもの表す言葉を紹介していきます。

物事の本質を感じ取る「直観力」を意味

相手の気持ちをくみ取る、察してあげる能力

눈치を一言で言うと、洞察力です。

周りの人をよく観察し「何をしたいのか、何を考えているか」を推察する能力とも言えます。

주변이 무슨 생각을 하는지 눈치 채고 미리 움직이는 사람이에요.
周りが何を考えているのか察し、先回りして行動する人です
눈치 좀 채봐, 은경씨는 둘이만 있고 싶은 거야.
察してあげなよ、ウンギョンさんは(彼と)二人きりになりたいんだよ
친구들이 눈치를 채서 그한테 “너를 좋아하는 것 같다”고 말해버렸어요.
友達が感づいて彼に「お前のことが好きみたいだぞ」って言っちゃったんです

人の気持ちを察したり、感じ取ることを눈치를 채다と言います。

こういうのは男性よりも女性の方が優れていることが多いのではないかと思います。

直感で何かに気づいたり、雰囲気を察知したりする

눈치は雰囲気から直感で何か感じ取る時にも使います。

설마 뭔가 눈치를 채고 있는 건 아니겠죠.
まさか何か感づいてたりはしていなよね
애들이 7살 쯤이 되면 산타가 부모님이라는 걸 눈치 채기 시작해요.
子供も7歳くらいになると、サンタが両親だということに気づいてきます
범인이 눈치를 챈 것 같고 현장에는 아무도 없었습니다.
犯人が感づいたようで、現場には誰もいませんでした

警察が来るのを予感して、素早く逃走する犯人などもそうですね。

雰囲気から何かに気づく、場の空気から何かを感じ取る「野生の勘」もまた눈치です。

洞察力があり、細かいことに気が付く人

洞察力のある人は勘が鋭く、察しがいいわけですが、これを눈치가 빠르다と言います。

AB형은 눈치가 빠르고 상황을 잘 파악하는 사람이 많다고 합니다.
AB型は勘が鋭く、状況をすぐ理解するのに長けている人が多いようです
눈치가 빨라서 조금만 말해도 내가 하고 싶은 얘기를 다 알아들어요.
察しがいいので少し話しただけで、こちらの言いたいことを理解してくれます
눈치가 빠른 사람은 애인의 바람을 금방 알아채요.
勘の鋭い人は恋人の浮気をすぐ察知します

他人のちょっとした変化にすぐ気づいたり、直感で恋人の浮気に気づく人も”눈치가 빠르다”ですね。

気が利く人とそうでない人を表す韓国語

気配りが上手で心配りのできる「気が利く人」

人の気持ちをくみ取るのが上手な人は、気配りのできる人だとも言えます。

눈치가 있는 사람은 언제나 호감을 받을 수 있습니다.
気配りができる人は、いつだって好感を持たれます
눈치 있는 사람이 되는 방법이 없을까.
空気が読める人間になる方法ないかな
눈치 있고 센스가 좋은 사람을 만나고 싶은데 주변에 그런 사람이 없어?
気が利いてセンスのいい人と付き合いたいけど、周りにそういう人はいない?

気が利く人、心配りができる人に対しては、눈치가 있다と言ったりもします。

雰囲気を察知することに長けているので、空気の読める人とも言えますね。

気が利かない、空気の読めない「鈍い人」

察するのが下手で、変化に気がつかない、いわゆる「鈍い人」です。

넌 왜 그렇게 눈치 없어?
あなたはなんでそんなに鈍いの?
눈치가 없어서 자꾸 말실수를 해버리는 정치인입니다.
空気が読めずつい失言をしてしまう政治家です
민숙이는 살짝 눈치가 없고 어리버리한 면이 있어서 맨날 상사한테 혼나요.
ミンスはちょっと気が利かなくてどんくさいところがあるから、いつも上司に怒られるんです

空気の読めない人、気が利かない人には눈치가 없다と、バッサリいきましょう。

ちなみに鈍い人のことを”둔한 사람”と言ったりもします。

感情が表に出た「態度や雰囲気」

感情が顔や態度に出る、何か言いたそうな様子が見られる

눈치には「感情が表に出る」というニュアンスもあり、気持ちが表面に現れた態度や雰囲気を表すこともあります。

말을 안 해도 공부하라는 눈치가 보여요.
口には出さないけど「勉強しろ」って雰囲気です
계속 리필했더니 직원의 눈치 보이네요.
おかわりばっかりしてたら店員が何か言いたそうだよ
※리필=おかわり
육아휴직을 신청하고 싶은데 눈치가 보여서 못 쓴다고 합니다.
育児休暇を申請したいけど、周りの目が気になって使えないそうです

눈치가 보이다は「態度がうかがえる、様子が見られる」という意味です。

態度や雰囲気は出ているものの、言葉にはしていないことがポイントです。

そのため組織内の同調圧力のようなものを表現したい時に使ってもいいでしょう。

周りの様子をうかがう、相手の顔色を気にする

社会生活の中では人の顔色や態度を気にしたり、周りの様子をうかがったりすることもあると思います。

더 이상 눈치만 보면서 살고 싶지 않아요.
これ以上周りを気にしながら生きるのは嫌です
눈치 보지 말고 먹고 싶은 거 마음껏 골라 봐요.
私に遠慮しなくていいから食べたいものどんどん選んでいいよ
제가 시도 때도 없이 화내는 건 아닌데 아이가 재 눈치를 많이 보는 것 같습니다.
四六時中怒ってるわけでもないのに、子供が私の機嫌ばかりうかがってるようなんです

눈치를 보다で「態度をうかがう、様子を気にする」という意味になります。

눈치には顔色や機嫌といった個人の態度だけでなく、場の雰囲気や周りの人たちの目など、ニュアンスが広くなります。

雰囲気で訴えたり、アピールしたりする

目で「わかってるよね?」と訴える時をイメージしてみましょう。

あるいは表情やしぐさなどで、好意をアピールするような場面でもいいです。

아무리 눈치를 줘도 반응이 없어요.
いくらアピールしても、反応がないよ
그러지 말라고 눈치를 줬는데도 모르는 것 같더라고요.
やめなって目で訴えたけど、わからなかったみたい
카페에서 공부할 때 가장 중요한 건 오래 앉아 있어도 눈치를 주지 않는 분위기랍니다.
カフェで勉強する時に一番重要なことは、ずっといても構わないという雰囲気だそうです

表情や目つき・態度などで何かを訴えたり、アピールすることを눈치를 주다といいます。

しかし相手がそれに気がつかないようであれば、それもまた눈치가 없다となります。

ところで空気が読めない人は、そのせいで損をすることも多いような気がしますが、物事に敏感すぎても疲れてしまいます。

なんでも「ほどほど」が一番ではないでしょうか。