直接見える

-ㄹ 수 있다と-ㄹ 줄 알다は、どちらも「~できる」という意味で使われる文法です。

ただ「~できる」と言っても、お互いを入れ替えて使うことができる時とそうでない時があります。

そこで2つの文法の違いを解説していきます。

二つの文法の特性を押さえよう

「-ㄹ 수 있다/없다」は何にでも使える

-ㄹ 수 있다/없다はあらゆるの可能・不可能の文に使える文法です。

주말에 영어스터디를 하는데 너도 올 수 있어?
週末に英語の勉強会やるんだけど来れる?
자가격리 때문에 당분간 친구를 만날 수 없어요.
自宅隔離のせいで当分友達に会えません
재료가 없는데 만들 수 없잖아.
材料がないのに、作れないんじゃん

できるできない全般の話に使えるので、能力やスケジュール、許可などなんでもOKです。

「-ㄹ 수 있다/없다」で表現できるのは能力やスキルの有無

-ㄹ 줄 알다は「特技」について話す時に用いる文法です。

줄には「やり方、方法」といった意味があり、やり方を知っている、その能力を備えているというニュアンスです。

난 스페인어와 중국어를 할 줄 알아요.
私はスペイン語と中国語ができます
난 이걸 먹을 줄 알아요.
私これ食べれますよ
난 된장찌개를 만들 줄 몰라요.
私はテンジャンチゲは作れません

먹을 줄 알다なら「マナーや作法、どこから箸をつけて骨をどう引っぺがして…」といったことができる(知っている)という意味になります。

また알다を모르다にすれば否定文になり、「~できない」のニュアンスを表します。

ちなみに-ㄹ 줄 알다には「~と思った」という意味もあり、能力の有無とは区別して使います。

二つの文法の入れ替えができるケース

「-ㄹ 줄 알다」から「-ㄹ 수 있다」にすることはできる

-ㄹ 수 있다は可能・不可能すべての話に対応可能しているため、-ㄹ 줄 알다と入れ替えることができます。

전 피아노를 칠 줄 압니다.
僕はピアノを弾けます
저는 한자를 읽을 줄 알아요.
私は漢字が読めます
저는 김치를 담글 줄 모릅니다
私はキムチを漬けれません

こういうのは身につけた技術や知識によるものなので、-ㄹ 수 있다を使っても問題はありません。

能力やスキルと関係のないものに「-ㄹ 줄 알다」は使えない

能力以外の要素や他の事情による話の場合、-ㄹ 줄 알다を-ㄹ 수 있다の代わりに使うことはできません。

내일부터 학교를 다닐 수 있습니다.
明日から学校に通えます
선편으로는 짐을 싸게 붙일 수 있습니다.
船便では荷物を安く遅れます
귤이 썩어 가지고 먹을 수 없어요.
みかんが腐ってて食べれません
다닐 수 있어요 → 다닐 줄 알아요 (×)
보낼 수 있어요 → 보낼 줄 알아요 (×)
먹을 수 있어요 → 먹을 줄 알아요 (×)

学校に行くことや船便で荷物を送るのはもちろん、食材が傷んでて食べれないのもスキルとは無関係ですね。

あるいは時間やスケジュールなども個人の能力とは関係ないので、-ㄹ 수 있다/없다を使うことになります。

二つを使い分けるには「やって見せることができるか」に注目

-ㄹ 줄 알다が使えるかどうかがわかれば、二つの文法の入れ替えが可能かどうかを判断できるといえます。

二つの文法のニュアンス

-ㄹ 수 있다 -ㄹ 줄 알다
能力
予定 ×
可能性 ×
許可 ×

そしてその判断の目安になるのが、やって見せることができるかどうかです。

악보를 읽을 줄 알아요?
楽譜が読めるんですか?

楽譜が読めるなら、楽器を演奏してみせることはできますね。

버스 정류장까지 혼자 갈 줄 압니다.
バス停まで一人で行けますよ

「どの道を通り、どこで曲がり、どのように行けばいいのか」という具体的な方法がすべてわかっていれば、現地で道を案内することもできます。

일본에서는 카페에서 공부할 수 없어요.
日本ではカフェで勉強できません

カフェでの勉強をやって見せることはできても、能力ではないので-ㄹ 줄 알다/모르다は使えません。

-ㄹ 줄 알다が使えるか気になったら、実際にやって見せられる能力かどうかにも注目してみましょう。

迷った時は-ㄹ 수 있다/없다を使えば、とりあえず間違いはないでしょう。