食堂で注文する際に「人数や量」に対して、どのように言えばいいか困ったことはないでしょうか。

最低限覚えておきたい人数や量に合わせた注文方法がわかっていれば、オーダーがずっと楽になります。

そこで今回は、お店で使えるちょっとした表現などを紹介していきます。

注文に使える基本表現

~人前・人数分での注文

教科書にも出てくる「人数単位の注文」は、基本中の基本です。

삼겹살 삼인분 주세요.
サムギョプサルを3人前ください

人数に合わせて注文する時は、シンプルに「~人分」と言えばOKです!

1=일、2=이、3=삼、4=사といった算用数字と~인분(~人分)を組み合わせるだけなので、数字さえ覚えてしまえば簡単です。

個数・皿の数でも注文できる

人数だけでなく「個数での注文」も覚えておきましょう。

갈매기살 세 개 주세요.
カルメギサル三つください

個数で注文する場合は「1つ=1皿」ですが、基本的には「1皿=1人分」となります。

「1皿=2人分」の場合がなくもないですが、その場合はメニューを確認しましょう。

うっかり大量に頼みすぎなければ、問題ありません。

「これとあれ」複数のメニューを注文するなら

〇〇と△△をくださいのように、複数のメニューを注文する方法も覚えてしまいましょう。

파전이랑 막걸리를 주세요.
パジョンとマッコリをください

「〇〇と△△」のような言い方には、話し言葉の「랑」がよく使われます。

와/과や히고でもいいですが、와/과は文語に使われることが多いです。

하고は会話でも文章でもどちらに使ってもOKです。

「〇〇一つ」メニューを一つだけ注文する

日本語でも「〇〇一つ」というような注文の仕方をしますが、韓国語では「〇〇 하나요」のように言えばOKです。

돼지갈비 두 개요.
デジカルビ2つ

2つなら「△△ 두 개요」となります。

したがって3つなら、どう言えばえばいいかわかりますね。

「大盛り」の韓国語は?量はどのくらいあるの?

大盛りでの注文は곱빼기

冷麺や칼국수といった麺類は「大盛り」での注文も可能なメニューの代表です。

냉면을 곱빼기로 해 주세요.
冷麺を大盛りにしてください

大盛りは곱빼기と言いましょう。

많이 주세요でもいいですが、それだと「ちょっと多めにサービスしてくれ」というニュアンスになります。

大盛りは2人分、2杯分の量に相当する?

お大盛りは+1000~2000ウォンくらいですが、出てくる量は2人前くらいになります。

したがって、通常のメニューを2つ食べれるくらいの胃袋が必要です。

安易に大盛りを頼むと大変なことになるので気をつけましょう。

もし冷麺を大盛りで注文した場合、写真の量を2つ平らげることになります

量に合わせて注文や略語によるオーダー

「大・中・小」などで注文したい時

人数に合わせて量を選べるように「大・中・小」で分けられたメニューもたくさんあります。

대짜:大
중짜:中
소짜:小

サイズ分けはこのように表現します。

김치찌개 중짜로 해 주세요.
キムチチゲの「中」をください

もし「大」で注文したいなら대짜로 해주세요と言えばOKということです。

チキンを「半分づつ」などで注文する

チキンとビールは치맥といって、韓国では定番ですが、メニューは1種類に鶏まるごと1匹くらいの量が基準です。

そのため同じものをたくさん食べるよりも、これとあれをちょっとづつ食べたいと思うこともあると思います。

そんな時は食べたいメニューを2種類選んで、半分ずつのの量で頼みましょう。

흐라이드치킨이랑 양념치킨 반반으로 해주세요.
フライドチキンとスパイスチキンを半々にしてください

表現もそのまま반반(半々)です。

반반으로 해주세요と言うだけなので、チキンのお店ではおすすめの表現です。

もちろんお会計もメニューに合わせて計算してくれます。

メニューの略語で注文してみる

メニューには「略語」が結構あります。

冷麺に略語がある?

・水冷麺 
물냉면 → 물냉

・ビビン冷麺 
비빔냉면 → 비냉

冷麺であればこんな感じですが、こうした言葉も知っておいて損はありません。

물냉 하나 곱빼기로요.
冷麺一つ大盛りで!

機会がある人は略語を使って注文してみるのもいいのではないでしょうか。

食堂での注文の仕方はカフェなどでも応用ができるので、ぜひ覚えてください。