-ㄹ 수 있다や-ㄹ 수 없다は、一般に「可能、不可能」を表す文法として広く知られています。

しかし、-ㄹ 수 있다には他のニュアンスもあり、いつも同じ使い方をするとは限りません。

そこで、-ㄹ 수 있다/없다を「可能、不可能」以外の意味で使う時について解説します。

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許可や禁止の表現

-ㄹ 수 있다で「許可」

ㄹ 수 있다で、許可(~してもよい)を表す場合です。

「~してもよい」というだけあって、動詞と一緒に用います。

許可

警察-L

신호등이 파란 색이어야 건널 수 있습니다.
信号が青なら渡れます

信号が青ならが渡ることができる、つまり「青なら渡ってもよい」という意味ですね。

リーR

여기 뭔가 써 있네.
ここに何か書いてあるぞ

女子4-L

‘표를 구입하신 분에 한해 안에 들어가실 수 있습니다‘고 하네.
「チケットを購入された方のみ、中に入ることができます」だって

リーR

그럼 우리도 표를 사야겠네.
じゃあ俺たちもチケット買わないと

こちらも文面は「入ることができる」という可能の文章ですが、チケット購入者のみ入場が許されるという意味合いになっています。

-ㄹ 수 없다で「禁止」

通行止め

否定文で使えば、禁止(~してはいけない)を意味します。

警察-R

죄송하지만 이 도로는 교통통제 구역이라 아무도 통행할 수 없습니다.
すみませんが、この道路は交通規制の区域ですので、通行はできません

女子2-L

난 압구정으로 가야 되는데 어떡하지.
私、狎鴎亭に行かなきゃいけないのに、どうしよう

警察-R

그러시면 여기를 우회하시고 한남대교 쪽으로 가십시오.
それなら、ここを迂回して漢南大橋の方に行ってください

「~できません」という文が結果的には「禁止」のニュアンスになっています。

疑問文で使うと

-ㄹ 수 있다/없다を疑問文で使えば、相手の承諾を求める文になります。

管理人-L

이 책을 잠깐 볼 수 있을까요?
この本ちょっと見てもいいかな?

なび-L

이 책을 잠깐 볼 수 없을까요?
この本ちょっと見たらだめですか?

-ㄹ 수 있다 = ~해도 되다
-ㄹ 수 없다 = ~하면 안 되다

このようなニュアンスになるということですね。

こういう使い方に慣れていくためには、どんな場面で話をしているのかをきちんと把握しておくことが大事になります。

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可能性を意味する表現

動詞で可能性の文

動詞とㄹ 수 있다/없다で「可能性」を表します。

女子3-R

비가 올 수 있으니까 우산을 가져 가.
雨が降るかもしれないから傘持っていきなよ

男子1-L

진짜 그럴까?
ほんとに降るか?

女子3-R

그래도 혹시 모르니까 가져 가라는 거지.
でも、もしかしてってこともあるから持っていきなよ

男子1-L

그래, 알았어.
うん、わかったよ

可能性の文では「~することもありえる、~することはありえない」というニュアンスになります。

つまり「雨が降ることもありえる」という意味ですね。

形容詞と可能性の文

形容詞をㄹ 수 있다/없다と使っても、可能性の表現ができます。

女子2-R

요즘 남자친구가 내 전화를 안 받아.
最近、彼氏が電話にでないんだよね

女子4-L

그냥 바쁠 수도 있지.
単に忙しいからじゃないの

女子2-R

그래도 문자 하나라도 보내야 되는 거 아냐.
でもメール一つくらいするべきじゃないの

「忙しいこともありえるんじゃないの」という内容です。

形容詞とㄹ 수 있다/없다が組み合わさった時は、可能性の意味にしかなりません。

動詞のように「可能不可能、許可、可能性」など、ニュアンスがいくつもないので、判断しやすいと思います。

可能性の度合いはどのくらい?

雪の可能性

ㄹ 수 있다/없다を使った「可能性の文」では、その度合いはどのくらいになるのでしょうか。

男子2-R

눈이 내릴 수가 있어요.
雪が降るかも

肯定文なら「雪が降るかも」という文なので、可能性が10%でも50%でも「降るかもかもしれない」です。

男子2-L

눈이 내릴 수가 없어요.
雪はふらないよ

しかし否定文なら「雪が降るはずがない、ありえない」という意味になるので可能性は0%です。

こういう部分にも注目して見ると、より意味を把握しやすくなります。

まとめ

1.ㄹ 수 있다/없다で可能性を表す
肯定文は可能性あり
否定文は可能性は0

2.ㄹ 수 있다/없다で許可を表す
肯定文で許可
否定文で禁止

-ㄹ 수 있다/없다は、話や文の流れにも注目しながら内容をつかんでいきましょう。