自分を下げる

目上の人との会話で使うことが多く、自分を下げることで「結果的に相手を持ち上げる」というイメージが強い謙譲語。

謙譲語とは、主語になる人物やその動作を下げる表現をいいます。

韓国語の謙譲語は、謙譲の動詞と名詞を使って表します。

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「主語を下げる」とはどういうことか

自分を下げて「相手」を持ち上げる

自分を下げることで相手を上げる、謙譲語のよくある使い方です。

김지성-R

회의가 끝나는 대로 연락 드리겠습니다.
会議が終わり次第、ご連絡いたします

A씨-L

그래, 알았어.
そう、わかった

주다を「드리다」のように、謙譲語の語彙に変えることで、自分を下げ(相手を持ち上げ)ています。

相手を下げて「第三者」を持ち上げる

相手を下げ、それによって「第三者」を持ち上げることもあります。

이현빈-L

면허를 따고 차를 사고 싶은데 부모님한테 뭐라고 말씀드렸어?
免許取って車買いたいんだけど、親に何て言った?

최지현-R

그냥 차 사고 싶다고 했지.
普通に車買いたいって言ったけど

이현빈-L

난 못하겠어. 아버지가 너무 엄하셔서…
俺無理だわ。父さんすげえ厳しいから…

최지현-R

일단 분위기를 보고 얘기해봐야겠네.
まずは様子を見て、話してみないとね

話相手である女の子を下げることで、彼女の両親を持ち上げています。

イメージしにくかもしれませんが、「主語を下げる」という感覚が理解できたでしょうか。

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謙譲語の動詞の種類と使い方

謙譲語の動詞は数が少ない

謙譲語の動詞は、たくさんの種類があるわけではありません。

謙譲語の動詞の例

通常の言葉 謙譲語
주다
(あげる)
드리다
묻다
(たずねる)
여쭙다
여쭈다
보다
만나다
(会う)
뵙다
뵈다
안내하다(案内する)
데리다(連れてく)
돕다(手伝う)
모시다

뵙다や드리다など、おなじみの単語が並んでいると思います。

なび-L

오늘 수업은 여기까입니다. 다음 시간에 봬요.
今日の授業はここまでです。また次の時間にお会いしましょう

김지성-L

공항까지 제가 모셔드겠습니다.
空港まで私がお送りいたします

~해주다の주다を「드리다」にするように、組み合わせの中で通常の言葉と入れ替えて使います。

ちなみに、모시다のニュアンスは一つだけではありません。

・お見送りする
・お連れする
・ご案内する

一緒にくっついて歩き、世話をするようなイメージをしてみましょう。

겠と一緒に使うことが多い

謙譲語の動詞は、-겠と一緒に使うことが多いです。

김철수-R

하나만 여쭤보겠습니다.
一つお尋ねします

이소룡-R

제가 도와드리겠습니다.
私がお手伝いいたします

~해드리다(~してさしあげます)に、-겠をつけるのは定番ですね。

한상우-R

그럼 내일 찾아뵙겠습니다.
では、明日お伺いいたします

-겠は謙譲語ではありませんが、謙譲の意味合いは含まれています。

そのため、一緒に使えばより丁寧な文になります。

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謙譲語の名詞はなじみのものが多い

数が少ないので覚えやすい

謙譲語の名詞は数が少ない上、使用頻度も高いので自然に覚えている単語が多いと思います。

謙譲語の名詞の例

通常の言葉 謙譲語
우리 저희
말씀
강소영-L

안내 말씀드립니다.
ご案内申し上げます。

말씀は尊敬語と謙譲語の両方に用いられます。

말씀하시다:おっしゃる(尊敬語)
말씀드리다:申し上げる(謙譲語)

間違えないように気を付けましょう。

我が国は「우리 나라」

オリンピックと我が国

「我々、私たち」を意味する、우리の謙譲語が저희です。

したがって、企業であれば「저희 회사」のように表現します。

박석중-R

저희 회사
わが社(ㅇ)

박기영-L

저희 나라.
わが国(×)

ところが、国の場合は「저희 나라」とは言いません。

国同士に優劣をつけることはないからです。
※外交上の力関係は別の話です

したがって、我が国は「우리 나라」となります。

まとめ

1.謙譲語は主語を下げる
自分を下げる時に使うことが多い
謙譲の語彙(動詞と名詞)で表現

2.謙譲の動詞
겠とセットで使うことが多い

3.謙譲の名詞
なじみの名詞ばかりで、数も少ない

謙譲語は尊敬語に比べて覚えやすいと思うので、ぜひ使いこなしてください。