聞き取りの練習

「どっちがどの音なのか全然わかんない…」

어と오は韓国語の勉強を始めたばかりの人が最初にぶつかる、発音の壁です。

今回は어と오の発音を区別するポイントを解説していきます。

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오と어はまったく違う音である

文字の違いは音の違い

韓国語のは、日本人にはどちらも「オ」として聞こえます。

反対に韓国人には、日本人の「オ」が、오に聞こえる時と、어に聞こえる時があります。

それぞれの「文字の違い」が「音の違い」に影響しているわけですが、韓国語はどうして音が2つに分かれているのでしょうか?

音を使い分けないと、意味が伝わらないからです。

2つに分ける必要がないのなら、오か어のどちらかに統一されているはずです。

発音の違いが時には大きな誤解を生む

日本語ではすべて「オ」になるので、오と어に大した差はないと感じるかもしれません。

しかし、音の違いが時には「とんでもない誤解」を生むこともあります。

リーR

계속 기다리고 있는데 너 지금 어디야? 
ずっと待ってるんだぞ、今どこだ?

女子4-L

너야말로 어디야? 아까부터 안 보이는데.
そっちこそどこ?ずっと見当たらないじゃん

リーR

신천이야. 5시에 보자고 했잖아.
新川だよ。5時に会おうって言ったじゃん

女子4-L

뭐! 신천? 신촌이 아니었어?
は?新川?新村じゃないの?

どちらも「シンチョン」ですが、신촌(新村)と신천(新川)では場所が全く違います。

地下鉄2号線でほぼ正反対に位置し、お互いの場所まで1時間はかかります。

極端ですが、発音一つでとんでもないことになるという例です。

※地下鉄2号線新川駅は、잠실새내(蚕室新川)に駅名が変わりました。

発音は気にするべき?

多少発音がよくなくても、話の流れからこちらの言いたいことを察してくれる人はいます。

新村と新川くらいなら、話の流れから推測は可能です。

女子1-R

5시에 신천에서 보자.
5時にシンチョンで会おうよ

デブ-L

? 신?
新村?新川?

ところが、「は?何言ってるかわからないし」と露骨に嫌な顔をする韓国人もいます。

はじめのうちは発音がうまくできなくて、嫌な顔をされたとしても、後のことを考えれば、しっかり発音の練習をした方がいいでしょう。

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오の発音のポイント

唇を丸くすぼめる

오の発音はよく口をすぼめて「オー」と発音しますが、できるだけ口をとがらせるのがコツです。

오の口の形

ㅗは図の矢印のように、唇が中央に向かって動いていきます。

また、唇を丸くする母音に「우」もあります。

오と우の違いは、口が下を向くか、上を向くかです。

:口が下を向く
:口が上を向く

こうした、口の上下左右の動きも意識すると、より発音しやすくなるでしょう。

になりやすい時

怒っている人というのは、口をとがらせ、顔はどんどん上を向いていきます。

怒りのシーンほど、と発音しているのは、顔の動きが口の向きにも影響するからです。

逆に、下を向きながら怒る人はいないですよね。

ドラマで起こっている台詞が出て来たら、母音の違いにも注目してみましょう。

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어の発音

오と어の違いを認識していなくても、発音ができている人はたくさんいます。

できるのに気づいていないとも言えるので、練習によって違いを自覚できるようにするという方が適切かもしれません。

어を発音する3つのポイントを紹介するので、試してみてください。

「ア」の口で「オ」

「ア」の口で「オ」と発音します。

これでできた人はもう어の発音はOKなので、他の発音の練習をしましょう。

ちなみに「어」は、気づかないうちに「아」になりやすい発音です。
(逆に아を어で発音してしまう人もいる)

練習しながら、たまに注意してみましょう。

「オ」の口で「ア」

「오」の口で「ア」と声を出します。

人間の体は「オ」の口で「ア」とは絶対に言えないようにできているので、この方法でも発音は可能です。

無理やり発音しようとしても、口が必ず開いていくので、口の形が自然と어になります。

1つ目の方法でわからなかった人は、この方法で試してみましょう。

放心状態からの「オ」

先の2つの方法でわからなかった人は、この方法です。

1.ほおづえをつきます

2.口を半開きにして「ぼけ~」っと、できるだけ力を抜きましょう。(放心してるくらいがちょうどいいです)

3.放心状態で半開きの口のまま「어」と空返事をしてみましょう。

脱力感全開

うわの空になっているくらいがちょうどいいです。

ここまでやれば、おそらく어の発音はできているはずです。

ㅓの口の開き具合がわかったら、その感覚のまま「신천」と言ってみましょう。

신천ができたら、신촌と신천を言い分けられるはずです。

口を開ける大きさ

口を開ける大きさの違いは、発音に重要な要素です。

오で口を開ける大きさは「」の順で小さくなっていきます。

の口を開ける大きさは、の違いに直結するので、しっかりとやってみましょう。

まとめ

ハングルが科学的な文字だと言われる理由に、文字が発音記号を兼ねているだけでなく、人間の口の動きを表しているという点があります。

そのため、文字を見れば口の動かし方もある程度わかるようになっています。

細かい部分もしっかり意識し、丁寧に練習していけば、綺麗な発音になっていきます。

発音の練習は地味で面白くないことが多いですが、少しづつやっていきましょう。