韓国語の語尾は「-요、-ㅂ니까、-ㅂ시다」など、疑問文や勧誘文といった文の種類によって形が変化します。

ところが、どの語尾を使えばいいか、わからなくなる人も多いのではないでしょうか。

そこで、文の種類に合わせた基本の語尾と使い分けをまとめてみました。

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基本文型と語尾の種類

-요体の文型と語尾(非格式体の文)

-요の文章は疑問文でも命令文でも、みんな同じ形になります。

終止 疑問 命令 請誘
해요 해요 해요 해요

※感嘆文は事実上ないと考えてよい

요を取り除いたパンマル(ため口)も同じです。

文によって語尾の形が変わることがないため、イントネーションや発音の仕方を変えることで、ニュアンスを使い分けていきます。

-ㅂ니다体の文型と語尾(格式体の文)

-ㅂ니다の系統の語尾は、文の種類によってこのように変化します。

終止 疑問 命令 請誘 感嘆
합니다 합니까 하십시오 하십시다 합니다
하오 하오 하시오
하오
합시다 하는구려
하네 하나 하게 하세 하는구먼
한다 하느냐 해라 하자 하는구나

教科書によく出てくる、使用頻度の高い語尾がバラバラに位置していることがわかります。

また、-나や-네、~구나(~군)など、一部の語尾は「-요」とくっつくこともあり、語尾の区別がさらにややこしくなります。

ちなみに「~니?」は丁寧さで言えば、「~나?」あたりのランクに相当します。

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先生に갑시다は失礼な表現になる

갑시다は尊敬語ではない

韓国語学院などで、学生が先生に「一緒にごはん食べに行きましょう」と誘いたい時、どう言えばいいでしょうか。

이소룡-L

같이 식사하러 갑시다.×
一緒にご飯食べに行きましょう

「같이 갑시다」と言いたくなるかもしれませんが、先生に対して「갑시다」と言うのは失礼な表現になります。

갑시다は「가다」を請誘の表現にしただけで、尊敬語ではないからです。

先生には疑問文や-요を使おう

先生とクラスメイト

가다を尊敬の請誘表現にすると、가십시다が一応は正しいのですが、実際に使うことはまずありません。

こういう時には「疑問文など」がよく使われます。

양승희-R

같이 가시겠어요?
같이 가실래요?
一緒に行きませんか?

이소룡-R

같이 가시죠.
一緒に行きましょう

가시겠어요?가실래요?のように、가시다を疑問文にします。

あるいは가시죠も、가시다がもとになっているのでOKです。

語学学校の先生は、外国人の韓国語のレベルを熟知しているので問題はありませんが、一般の韓国人と話す時は少し気をつけた方がいいでしょう。

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-ㅂ니다と-요が混ざった文がある

「있어요と있나요では있나요の方が親近感がある」というのを聞いたことがあるでしょうか?

これは、있나요が「くだけた表現」と「敬語」が混ざった文だからです。

くだけた表現と丁寧語が混ざった文

「-나」はㅂ니다の語尾の中でも上から3番目の「相手を少し下げる」、少しタメ口のランクに分類されます。

そして「-요」は丁寧語で使う語尾です。

있어요は敬語なので少し距離感があるけど、나ではため口なので馴れ馴れしい。

管理人-R

敬語としての丁寧さを保ちつつも、親近感を持ち合わせた表現はないだろうか?

そこで出てくるのが「-나요」です。

있나요は-나の親近感-요の丁寧さが合わさった表現とも言えます。

なび-L

-나 + -요 = -나요

これが「있어요よりも있나요の方が親近感がある」という理由です。

さらに尊敬語まで混ぜあわせた文もある

親近感

-나요は、尊敬語の「-시」と一緒に使うこともあります。

양승희-L

휴가는 어디 갔다오셨나요?
休暇はどこかお出かけになったんですか?

김지성-R

교토로 갔다왔어.
京都に行ってきたよ

양승희-L

그러셨군요. 
そうなんですね

-시で相手を持ち上げ、-나で距離感を近づけ、さらに-요で丁寧語としてまとめる。

こうした言い方があるのも知っておきましょう。

まとめ

1.-요は文の種類に関わらず語尾は同じ

2.-ㅂ니다系の語尾は文によって変化

3.先生に-ㅂ시다は使わない
-실래요?
-시겠어요?
-시죠.

4.-나요はため口と敬語のいいとこ取り
-나 + 요 = -나요
있다 + 나 + 요 = 있나요

5.-나요は尊敬語とも使える
식사를 하셨나요?
어디 갔다오셨나요?

敬語は人間関係(距離感)にも左右されるので、正解はありません。

ケースバイケースで、うまく使い分けてください。