日韓関係

日韓関係を韓国語では한일관계と言い、日(일)と韓(한)が逆になります。

しかし韓国と北朝鮮をまとめて呼ぶ場合は、남북(南北)とそのままの順番です。

こうした並び順には「一定のルール」のようなものがあって、それがわかれば語彙も覚えやすくなります。

国名を並べる順番にはどんな規則がある?

「自国+相手国」の順番が基本になる

国の名前の並べる時は「自国+相手国」の順が基本になります。

自国の次に相手国が来る

한일관계:日韓関係
한일정상회담:日韓首脳会談

ここで重要なのは「自国はどこか」です。

韓国人にとって自国は우리 나라(韓国)になるし、日本人なら日本が基準になります。

日韓が韓国語では「한일」のように順番が逆になるのは、こうした理由があるからです。

「その言語の国」を基準に順番を見極めればよい

日本と韓国であれば前後の順番を入れ換えるだけでいいですが、他の国が出てきた時はどのような順番になるのでしょうか。

例えば北朝鮮が出てきたとしても、順番はあくまで「その言語の国」を基準にすればいいだけです。

その言語の国を基準する

남북관계:南北関係
북일 외교관계 :日朝の外交関係

韓国と北朝鮮であれば「韓国」が基準になりますが、北朝鮮と日本の場合は「北朝鮮」の方が優先順位が高くなります。

これは北と南が同じ言語を話す国であることを考えれば、表記の順番はすぐ理解できると思います。

アメリカや中国が加わった場合、その国との関係性がポイント

日韓ともにアメリカとの関係が大事

韓国や日本以外の国名がいくつも出てきた時、表記の順番はどのようになるのでしょうか。

これはその国との関係性などによって変化します。

国と国の関係性による順番

한미일 군사동맹:日米韓軍事同盟
한미 무역협상:米韓貿易交渉

日米韓が한미일のように、미(米)が2番目に来る

まず自国が基準になるので、韓国語では한(韓)、日本語なら「日」が先頭に入ります。

ところが「日米韓」や「한미일」を見てもわかるように、日本語も韓国語も2番目は미(米)になっています。

한미が日本語では「米韓」となっているのはなぜでしょうか?

日韓ともにアメリカとの関係が重要?

韓国:日本よりもアメリカとの関係の方が重要
日本:韓国よりもアメリカとの関係の方が重要

これは日韓それぞれにとって、アメリカとの関係の方が重要だからですね。

表記の順番にはその国との外交関係も大きく影響しているわけです。

中国との関係も無視できない?

日韓にとってアメリカとの関係は重要ですが、中国との関係も無視できません。

中国もアジアでは強い影響力を持っている国です。

中国は古代から影響力の強い国

한중언어교환:中韓言語交換
한중외교장관회의:中韓外相会議
한중일 20주년 기념 행사:日中韓20周年記念行事
중일 경제협력:日中経済協力
중일전쟁:日中戦争

韓国は中国と因縁が深いのでなるべくトラブルは起こしたくないし、日本も中国との衝突はできる限り避けたい。

こうしたことが表記の順番からもある程度わかるわけです。

第三国が加わった時、表記の順番に影響を与える要素は?

アメリカや中国以外の国が加わったらどうなる?

アメリカや中国といった日韓と深い関係にある国以外の第3国が加わった場合、外交関係の他に物理的な距離や経済力あるいは軍事力も表記の順番に関わってきます。

物理的な距離にも左右される?

중러, 대북제재 일부해제:中露、対北制裁を一部解除
러일경제협정:日露経済協定

중러(中露)を見ると、ロシアよりも近い距離にある「中国」が先になっていますね。

ところが러일(日露)は、ロシアが日本よりも先になっています。

韓国から見てロシアは日本よりも力があるのか、あるいは北朝鮮と国境が近いためか、いずれにせよロシアが朝鮮半島に影響力を持っている国であることには変わりません。

こうした国名の並び順は新聞やニュースを見る際の参考にもなると思います。

ただし英語の場合はまた表記や順番が変わるので、あくまで韓国語と日本語での話と考えてください。