韓国では食事をした時に会計は誰か一人がまとめて行い、次のお店では別の人がおごるというのがよくあります。

そしてそんな時に出てくるのが「おごる、おごられる」といった表現です。

そこで今回はお会計に関連した韓国語を紹介していきます。

「おごりますよ、ごちそうしますよ」の韓国語は?

一般的で無難な表現の「사다」

「おごる、おごってあげる」の無難かつ簡単な表現は사다です。

여기는 제가 살게요.
ここは私が出しますよ
나중에 내가 밥이라도 사야겠네요.
そのうちご飯でもおごらないとね
다음엔 제가 커피 한 잔 드릴게요.
今度は私がコーヒも一杯ごちそうしますよ

直訳すれば「私が買います」のような感じですね。

何をごちそうする?

을 사다:ごはんをおごる
을 사다:酒をごちそうする
를 사다:お茶をごちそうする

組み合わせで「何をおごるのか」を表現!

どれもよく使うので、一緒に覚えてしまいましょう。

親しい人や後輩には「쏘다」

相手が親しい友人や後輩の時は쏘다もよく使われます。

오늘은 내가 쏜다, 많이 먹어.
今日は俺のおごりだ、どんどん食え!
내가 테니까 2차는 노래방 가자.
私が出すから2次会はカラオケ行こうよ

意味としては사다と変わりはありませんが、ちょっとスラング的な言葉なので、場を見ながら使うといいと思います。

目上の人には「대접하다」

目上の人あるいは丁重に接する必要がある相手には、それなりの言葉を使いましょう。

점심식사라도 제가 대접할게요.
昼食でも私がご馳走しますよ
다음에는 맛있는 음식이라도 대접해 드리겠습니다.
次は美味しいものでもご馳走いたします

「おごる、ごちそうする」の丁寧な表現には대접하다があるので、これを使ってもいいでしょう。

대접하다にはおもてなしをするというニュアンスもあるので、自宅で料理などを準備して客人を迎えるといった時にも使えます。

他の言い方をしたいなら「내다、계산하다、한턱 내다」

先に紹介した3つの他に、もう少し違う表現を使いたいという場合。

계산은 제가 할게요.
会計は私がしますよ
일단 여기는 내가 낼테니까 2차는 니가 내는 걸로 하자.
ひとまずここは私が出すから、二件目はあなたが出すってことにしようよ

계산하다で「私が会計します」のような言い方をしてもいいし、내다を使って「私が出す」と表現しても構いません。

첫 월급이 나오면 신세 진 사람한테 한턱 낼 겁니다.
初の給料が出たらお世話になった人にごちそうします

한턱 내다もご馳走するという意味ですが、한턱は豪華な食事を振る舞うイメージもあります。

飲み会やパーティーなどを主催したり、誰かをもてなしたりする時に使うといいでしょう。

「おごってもらう、ごちそうになる」などの受け身の表現

誰かが「買ってくれる」と表現する

おごってもらうことを表現したい時は、誰かが「買ってくれる、出してくれる」のように表現します。

맛있는 삼겹살을 사 줘요.
美味しいサムギョプサルおごってよ
지난 번엔 누나가 밥 사 줬으니까 오늘은 내가 커피라도 사야지.
この前姉さんがメシおごってくれたから、今日は俺がコーヒーでもおごらないと
과장님이 한턱 쏘신다 해서 고기 먹으러 갔어요.
課長がご馳走してくれるっていうからお肉食べに行きました

ものであれば「買ってもらう」の意味になるし、食べ物や飲み物なら「ごちそうしてもらう」というニュアンスになります。

「接待される、もてなしを受ける」と表現するなら

おごってもらうことを丁寧に表現することもできます。

맛있는 식사를 대접 받았어요.
美味しい食事をご馳走になりました
스페인요리집에서 식사 한끼 대접 받았습니다.
スペイン料理の店でお食事をごちそうになりました

대접을 받다にすれば、もてなしを受ける立場としての表現になります。

「割り勘」や「個別会計」は?韓国のお会計事情

覚えておきべき単語は2つ「각자、따로」

会計時、誰か一人がまとめて支払うのではなく、割り勘にすることもあるでしょう。

각자 부담하는 걸로 합시다.
各自が負担するようにしましょう
계산은 따로 하는 게 어때요?
会計は別にするのはどうかな?

割り勘や個別会計には각자따로を使うと簡単です。

내가 먹은 만큼은 내가 낼게요.
自分が食べた分は自分で出すよ

あるいは「自分の分は自分で」という言い方をしても構いません。

英語ベースの表現もある「더치페이」

割り勘の韓国語には外来語もあります。

요즘 더치페이를 하는 커플도 많대요.
最近はダッチペイにするカップルも多いみたい
친구랑 식사할 때는 무조건 더치페이 해요.
友達と食事する時は必ず割り勘にします

더치페이は「Dutch Pay」から来た言葉で、各人ごとに会計をするオランダの支払い方に由来するそうです。

個別の会計や割り勘に対応したお店もある

韓国ではカード決済が一般的で現金をあまり持ち歩かない人も多いことから、割り勘がめんどくさい。

そのため一人がまとめて会計を行うこともありますが、飲食店のレジの機能が向上したことで、カードでも簡単に割り勘会計ができるようになっています。

お店側も割り勘に対応している!

例)6人で食事をして、110,000ウォンだった場合

110,000÷6で、一人18,000ウォンと残りが2000ウォンになるが、5人は18,000ウォンを支払い、残る1人が20,000ウォンを出す。

お店がこのような会計にも対応してくれるので、カードでも割り勘が可能です。

割り勘にするかはどんな人たちが集まって食事をするのかにもよります。

割り勘にも「ネットバンク」や「カカオペイ」が大活躍

カードで割り勘したいけど、お店が対応していない。

そんな時は一人がまとめて会計を行い、一緒に食事をしていた人たちはその人の口座にネットバンクやカカオペイなどで一人当たりの代金を振り込みます。

カカオペイは「Line pay」と似たようなものですが、あらかじめ銀行口座と連結させておくことで、送金が簡単に行えます。

割り勘でも何でもオンラインでスピード解決するのは、さすが韓国です。

韓国人はしょっちゅう誰かにおごっているイメージもありますが、これで経済が回っている部分はあると言えるし、一つの文化ですね。