初級からコツコツと勉強を続けて、徐々にレベルアップしてきたものの、まだ話せない。

語学試験でもそれなりの点数が取れるようになってきたけど、ある程度自由に話せるかといえば、そうでもない。

中級者が話せるようになるために越えなければならない最後の難関。

それが「中級の壁」です。

教科書の勉強だけは限界がある

基本のアレンジだけでは練習が足りない

教科書の例文は話せるようになるための「基本」であって、表現力をつけるにはこれだけでは足りません。

そのため例文をアレンジするなどして、実際に使いそうな表現を練習しようという話をしました。

しかし中級の壁を越えるには、これでも不十分なんです。

教科書にないニュアンスがわからないと会話にはついていけない

教科書の基本をアレンジした練習では、文法そのものの意味や使い方までは変わりませんでした。

管理人-L

ところが文法は、意味が一つだけとは限らないんです。

教科書に載っているのは特に重要度の高い「ベース」になるものであって、すべての意味を解説してるわけではありません。

要するに「教科書に載っていない表現」を知らないと、実際の会話についていくのは難しいということです。

教科書に載っていない表現って?

例えば「-ㄹ 수 있다/없다」という文法、この表現の基本的な意味は何ですか?

姉-R

우리 엄마는 영어를 할 수 있어요.
うちの母は英語ができます

母-R

동네 슈퍼에서는 야채를 싸게 살 수 있어요.
町内のスーパーでは野菜が安く買えます

「可能・不可能」ですね。

では、次の文はどういう意味でしょうか?

관계자외는 들어갈 수 없습니다.
(                      )

どんな意味になるか考えてみよう

「関係者以外は立ち入ることができません」というのは、関係ない人は「入るな」という「禁止」です。

禁止には通常どんな文法を使いましたか?

みか-R

「-지 마세요」です。

これが教科書に載っている基本ですが、実際には違う言い方もするわけです。

教科書にない表現を身につけるには?

メディアをうまく活用しよう

教科書に載っていない「応用の使い方」はどうやって勉強すればいいんでしょうか?

韓国人と会話ができる機会がたくさんある人は、彼らとの話の中から応用表現を見つけていくこともできます。

でも留学していない人には難しいですよね。

管理人-L

そこで有効なのがドラマや映画などの「メディア」です。

ドラマや映画を見ていれば、気になる表現や覚えておいた方がいいかもと思える言葉が必ず出てきます。

そういった表現を積極的に練習していきましょう。

どんな映画やドラマを見ればいい?

ドラマや映画は自分が好きなも作品もいいですが、できればいろんなジャンルを見た方がいいです。

なび-R

実際の会話で、特定の話題やジャンルしか話さないということはありません。

グルメや恋愛、趣味や天気、あるいは政治や経済まで、話題はいろいろあります。

また、使えそうだと思った表現はすべて覚えていけばいいのでしょうか?

理想を言えばそうですが、勉強時間は無限ではないので、さじ加減は必要です。

終わりがないので続けられない人もいる

重要なのは「これは使えそう」と感じたものを、少しづつ見つけ出していかなければならないことです。

しかも、このくらいやればいいと決まりも正解もありません。

管理人-R

話せるようになるまで、何年でも続けるしかありません。

これが「中級の壁」の正体です。

これさえやれば話せるようになるというものもないので「自分との戦い」になります。

しかしここを乗り越えることができれば、いわゆる「新しい世界」が待っています。

少しづつ努力していく必要はありますが、コツコツ続けていきましょう。