文字は、言葉を「目に見える形」で表したものですが、日本語に「かな」があるように、韓国語には「ハングル」があります。

韓国語を学ぶ人は、ハングルを覚えることから始まります。

まずは、基本の母音と子音から練習していきましょう。

ハングルってなに?

韓国語に使われる文字のこと

まずはハングルについて、簡単に知っておきましょう。

ハングルとは、韓国語に使われる文字のことをいいます。

ハングルには母音と子音を表すものがあり、それらをローマ字のように組み合わせて使います。

母音と子音 で「一文字」になる

ㅇ + ㅏ =
ㄱ + ㅗ =
ㅂ + ㅡ =

아や고のように母音と子音を合わせたものを一文字とします。

こうした文字をいくつもつなげていくことで、単語や文章を表現していきます。

母音と子音の組み合わせのパターン

ハングルで文字を書く際、母音と子音の組み合わせには、いくつかのパターンがあります。

1.母音のみ

ㅇ + ㅗ = 오
ㅇ + ㅠ = 유

2.子音+母音

ㅅ + ㅓ = 서
ㅂ + ㅣ = 비

3.母音+子音

ㅇ + ㅏ + ㄴ =
ㅇ + ㅡ + ㅁ =

4.子音+母音+子音

ㄷ + ㅏ + ㄴ =
ㄱ + ㅗ + ㄱ =

特に「母音+子音」あるいは「子音+母音+子音」のように、一文字が子音で終わる場合、最後の子音は、「母音と子音の組み合わせ」の下に書きます。

この最後の子音のことを、パッチムと呼びます。

母音の基本となる「単母音」

短母音は8つある

韓国語には母音が何種類かありますが、最初に覚えるのは「短母音」です。

短母音とは、文字通り「一つの音」からなる母音のことで、8つあります。

ㅏ(a)
口を上下に大きく開けて「ア」と発音しましょう。

ㅐ(ae)
「ㅏ」と同じく大きな口で「エ」と声を出します。

ㅓ(eo)
「ア」よりも小さい口の開きで「オ」を発音しましょう。

ㅔ(e)
「ㅓ」と同じ口の大きさで「エ」です。

ㅗ(o)
唇を丸くすぼめて「オ」と発音しましょう。

ㅜ(u)
「ㅗ」と同じく、丸い唇で「ウ」と声を出します。

ㅡ(eu)
口を横に開いて「ウ」と発音します。

ㅣ(i)
これも口を横に開いて「イ」です。

短母音を組み合わせてみる

短母音を組み合わせた文字を発音してみましょう。

아이

오이

아우

※ここでは文字の意味は考えなくてかまいません。

短母音の発音と口の動き

短母音を発音する際の口の動きは、次のようになります。

縦に開く 唇を丸く 横に開く
大きく ㅏ、ㅐ  ㅡ、ㅣ
 ほどほど ㅓ、ㅔ
小さく ㅗ、ㅜ

口を縦に動かすのか、横に開くのか、あるいは丸くすぼめるのか。

こうしたことも意識しながら、声を出してみましょう。

ちなみに、ㅓの発音が難しいという人は「오と어の違い」も参考にしてみましょう。

子音の基本は「平音」から

平音は9つを覚えよう

韓国語の基本となる子音が「平音」で、ここでは9つの音を練習してみましょう。

ㅂ(p,b)
「パ、バ」のような音で、発音の際に唇が動きます。

ㅁ(m)
唇を使った音で、日本語の「マ行」に相当します。

ㄷ(t,d)
「タ、ダ」のような音で、前歯の裏に向かって動く舌の動きがポイントです。

ㅅ(s)
「サ行」のような音で、ㄷに比べると擦れるような音になります。

ㄴ(n)
「ナ行」のような音ですね。

ㄹ(r,l)
いわゆる「ラ行」のような音になります。

ㅈ(j)
「チャ行」のようなイメージの音です。

ㄱ(k,g)
「カ行」の音に相当します。

ㅎ(h、f)

「ハ行」のような音です。

平音と短母音を使った単語

平音を短母音を組み合わせた単語を練習してみましょう。

다리(足)

나무(木)

구두(靴)

모자(帽子)

머리(頭)

子音は口の中の場所を意識しよう

子音の発音と口の中の位置関係は、次のようになります。

前歯の裏 口の裏 喉の手前
ㅂ、ㅁ ㄷ、ㅅ、ㄴ、ㄹ

これらの「部位」に向かって、舌が動くことで発音が成り立ちます。

したがって、子音は口の中のどこを使って発音するのかを意識することが大事です。

発音は一度変な癖が付くと、後で直すのが大変になるので「めんどくさい」と思っても、意識して練習しましょう。