韓国で生活する上で、覚えておきたい風邪に関する表現を紹介していきます。
簡単にでいいので、自分で症状を説明できるようになりましょう。
病院で医師の診察を受けたり、薬局で薬を購入する場合にも役立ちます。
かぜや病気にかかった時
「風邪をひく」と風邪の種類
風邪をひくは、감기에 걸리다です。

昨日から風邪ひいた気がします
単なる風邪なら감기ですが、鼻風邪など細かく表現したい時は言葉を少し変えます。
鼻風邪:코감기
喉の風邪:목감기

水原に来てから、喉の風邪にかかったんです
걸리다の他には앓다も、病気になるという意味で使えます。
他の病気にかかった時は?
風邪に限らず、他の病気にかかった時にも걸리다は使えます。

タバコを吸うと肺癌にかかる確率が高くなります

昔は結核にかかる人が多かったそうです
病名には漢字語が多いので、日本人には覚えやすいのではないかと思います。
インフルエンザやコロナウィルスを韓国語で?
インフルエンザは外来語なので、そのまま인플루엔자となりますが、それよりも독감(毒感)という言葉を使うことの方が多いです。

インフルエンザにかかって自宅待機になりました

今日は韓国で新型コロナウィルスによる死亡者が出ました
新型インフルエンザや新型コロナウィルスなどの「新型」には、신종(新種)を使います。
ちなみに新型コロナウィルスは、코로나19[-일구]あるいは単に코로나とも呼んだりもします。

中国で鳥インフルエンザの感染拡大が懸念されています

豚インフルエンザの流行を受け、12000匹の豚が処分されました
鳥インフルエンザ(AI)や豚インフルエンザには、조류(鳥類)や돼지(豚)を독감と組み合わせましょう。
風邪の種類と症状を説明する
熱のかぜとその症状には?
病院や薬局では、医者や薬剤師に증상(症状)を伝えなければならない時。
熱の風邪にかかると、寒気がすることが多いと思います。

열이 나고 오한도 있어요.
熱が出て寒気(悪寒)もします

열이 40도까지 나서 그런지 오한이 와요.
熱が40度まで出てるせいか寒気がします
熱が出る:열이 나다
寒気がする:오한이 오다/있다/나다
こんな感じで覚えておくといいでしょう。
鼻のかぜの症状は?
風邪で鼻水やくしゃみが止まらない時も、つらいですね。

콧물은 안 나와요.
鼻水は出ないです

재채기를 하면 걸쭉한 콧물이 뭉텅이로 나와요.
くしゃみをすると粘っこい鼻水のかたまりで出てきます
鼻水が出る:콧물이 나다/나오다
くしゃみをする:재채기를 하다
鼻風邪に関しては、このあたりを覚えておけばいいでしょう。
喉のかぜの症状
風邪が喉にくると、咳やたんといった症状が出ます。

콜록콜록 심한 기침이 나요.
ゴホゴホとひどい咳が出ます

목 아프고 가래가 자꾸 생겨요/걸려요.
喉が痛くて、かなり痰がからみます

가래기침이 심해요.
痰がからむ咳がひどいです
咳が出る:기침이 나다/나오다
のどが痛い:목이 아프다
痰がからむ:가래가 생기다
のどの風邪に関する表現は、このくらいで何とかなるでしょう。
疲れがたまり急に熱が出た時は?
周りに風邪をひいた人がいるわけでもなくても、疲れが溜まることで急に熱が出るなんとことがあります。

急に熱が出て、すごいつらかったです

急な発熱ですごい具合が悪くて出勤できませんでした
疲れからくる急な発熱は、몸살と言います。
こうなると間接が痛くなったり、体がだるくてしんどいですね。
風邪や病気に関するその他の表現
「風邪気味」はどう言えばいい?
風邪気味はこう表現しましょう。

지난 주부터 감기 기운이 있어요.
先週から風邪気味なんです
감기 기운이 있다と言い、風邪の気があるって感じになります。
かなり実用度の高い表現です。
風邪をうつす、うつされる
風邪をうつす、うつされるには옮기다を使います。

감기를 누구한테 옮겨받은 거야?
風邪を誰にうつされたんだ?

얘가 나한테 옮겼어.
こいつが俺にうつしたんだ
うつす:옮기다、옮겨주다
うつされる:옮겨받다
옮기다は、風邪以外にも使える表現です。
お大事にはなんて言う?
なぜか「お大事に」のような言葉を言われたことはないし、言った記憶もありません。
病院や薬局でも「안녕히 가세요」と言っているくらいの気がします。

빨리 나으세요.
早く治ってください

빨리 회북하세요.
早くよくなってください
一応こういった表現はあるので、お大事は「早く良くなってください」と言えばいいでしょう。
重症患者には何と言えばいい?
意識不明の重体患者のような人に呼びかけてあげたい時は、どう言えばいいでしょうか。

早く目をさまして
直訳すれば「はやく起きろ」となりますが、意識を取り戻し、起き上がれる状態になってくれというニュアンスです。
実際に使うことはまずないとは思いますが、ドラマなどで出てくるかもしれません。
体調がよくなってきた時や回復してきた時など
風邪や病気が治ったら?
体調がよくなってきた時には、何と言えばいいでしょうか。

많이 좋아졌어요.
だいぶよくなったよ

이제 다 나았어요.
もうすっかり治ったよ
좋아자다は「形容詞+아/어지다」で変化を表す文法です。
また낫다は病気などが治るという意味で、다 나았어요はセットで覚えましょう。
挨拶にも使えそうな表現
これは「予防を促すための言葉」と考えてください。

お体に気をつけて

健康管理ちゃんとね
몸을 조심하다:体をいたわる、ケアをする
건강을 챙기다:健康に気を使う
しばらく会う機会がなさそうな人に、挨拶としてこういう言葉をかけてあげるのもいいでしょう。
まとめ
1.風邪をひくは「감기에 걸리다」
2.風邪の種類
熱の風邪:열감기
鼻風邪:코감기
喉の風邪:목감기
疲れからくる熱:몸살
3.風邪の症状
熱がでる:열이 나다
寒気がする:오한이 오다/있다
咳がでる:기침이 나다/나오다
痰がからむ:가래가 생기다/걸리다
鼻水が出る:콧물이 나다
くしゃみが出る:재채기가 나다
5.風邪をうつすは「옮기다」
6.お大事に
빨리 나으세요
회복하세요
7.回復したら
많이 좋아졌어요.
다 나았어요.
普段から体調管理には気をつけ、風邪をひかないのが一番です。