아니고と말고の使い分けについて解説していきます。

これらは日本語では「~じゃなく」のような文になるため、どちらを使うべきが迷ってしまうこともあるでしょう。

しかしポイントを押さえれば、簡単に見極められるようになります。

아니고ってどういう意味?

情報を「訂正、修正」する時に使う

ある情報を訂正したり、修正する時に用いるのが、-아니고です。

정현주-L

은주씨는 의사가 아니고 간호사예요.
ウンジュさんは医者じゃなく看護師です

박기영-L

저는 소방관이 아니고 경찰입니다.
私は消防士ではなく、警察です

김영주-L

그건 물이 아니고 소주예요.
それは水じゃなくて、焼酎です

-이/가 아니다(~ではない)の文法が基本なので、後半に正しい情報や答えが入ります。

要するに事実について話すのが-아니고です。

「~아니라」で使うこともある

-아니고は、-아니라の形で使うことも多いです。

みか-R

오늘은 금요일이 아니라 목요일입니다.
今日は金曜日ではなく、木曜日です

こじ-R

수박은 과일이 아니라 채소예요.
スイカは果物じゃなく野菜です

意味は-아니고と同じなので、ちょっと言い方が違うと考えておけばいいでしょう。

助詞を省いたり「名詞や것」と組み合わせる

会話では-이/가 아니고から、助詞「-이/가」の部分を省くことも多いです。

돼지고기 아니고 소고기예요.
豚肉じゃなく牛肉です
이게 아니라 그거예요.
これじゃなく、それです

ただし口語としての表現になります。

また-이/가 아니고は、것と用いることもあります。

놀러 가는 게 아니라 일하러 가는 거야.
遊びに行くんじゃなくて、仕事で行くんだよ
내가 먹고 싶은 게 아니고 동생이 먹고 싶어하는 거야.
私が食べたいんじゃなくて、弟が食べたがってるんです

こんな感じで것と使っていけば、表現は無限大になります。

말고のニュアンス

他の意見や代案を提示する

ある選択肢や意見に対して、それを受け入れない時に用いるのが、말고です。

저녁에 감자탕 먹으러 가는 게 어때?
夕飯にカムジャタン食べに行くのはどう?
감자탕 말고 찜닭 먹으러 가자.
カムジャタンじゃなくてチムタク食べに行こうよ

後半に他の意見や代案、選択肢を提示するので、自然と前半の内容を否定するような話になります。

そのため日本語だと「~じゃなく」のような文になってしまいます。

박석중-L

고기 말고 야채도 먹어.
肉じゃなく野菜も食べなさい

肉ばかり食べてる人に「野菜を食べること」を指示するので、肉を否定するかのような話になっていますが、肉を一切食べるなと言ってるわけではないですね。

なび-L

파란색 말고 다른 색깔이 없어요?
青い色じゃなく、他の色はないですか?

お店に青い色の服や靴があったとして、他の色(選択肢)を探しているのであれば、말고を使うことになります。

他にもまだある「追加」のニュアンス

말고には次のようなニュアンスもあります。

양승희-R

말고 더 누가 와요?
私の他にも誰が来るの?

김지성-R

에어컨 말고 난방으로도 사용이 가능합니다.
エアコンだけでなく暖房としても使用可能です
※韓国でエアコンというと「冷房のみ」を指す

최지현-R

설마 나 말고 다른 여자 만나?
まさか私の他にも会っている女性がいるの?

前の内容に対して、さらに後半の話が追加されるようなニュアンスです。

ただこういうケースなら、아니고(~じゃなく)と混同することはないと思います。

아니고と말고どちらを使う?

「事実と希望」どちらも含むケース

韓国語の「~じゃなく」は、事実を話す場合と意見や選択肢を表す時があると言いました。

ところが中には次のようなケースもあります。

B씨-L

저는 이 사람 아니고/말고 저 사람하고 이야기하고 싶은데요.
私はこの人じゃなくて、あの人と話たいんですけど

このように「事実」と「他の選択肢や希望」の両方を含む場合は、どちらを使っても問題はなくなります。

「아니고」と「말고」を見分けるポイント

아니고は事実や結果を否定するので、過去や現在に焦点をおいた文になります。

しかし말고は他の選択肢や意見などを述べるので、現在から先(未来)のことについて話すケースが多くなります。

また아니고と말고の使い分けを見分けるのに、文を二つに分けるという方法もあります。

아니고を2つに分ける

그건 소주 아니고 막걸리예요.
それは焼酎じゃなくマッコリです

2つに分けると?
↓↓↓

그건 소주 아니에요. 막걸리예요.
それは焼酎じゃりません。マッコリです

こんな感じで文を分けることができれば、正しい答えについて話しているので、아니고を使います。

말고を強引に分けてもおかしくなる

삼겹살 말고 목살을 주세요.
サムギョプサルじゃなくモクサをください

↓↓↓

삼겹살이 아니에요. 목살을 주세요.
サムギョプサルじゃありません。モクサをください(x)

サムギョプサルを頼もうとしたけど「やっぱりモクサにします」のような場合、他の選択肢や希望を伝えるので、-이/가 아니에요にすると意味がおかしくなります。

ただしモクサを注文したのにサムギョプサルが出てきたのであれば、注文内容と違う(修正する)ので、아니고を使うことになります。

これだけでも、文脈を見極める目安にはなると思います。

まとめ

1.아니고
正しい情報や答えを表現

2.말고
その他の意見や選択肢を示す

아니고と말고で迷ったら、-이/가 아니다の基本に戻ってみましょう。