「書いてみる」
「試してみる」
「練習してみる」

日本語の「~してみる」に相当する韓国語といえば、-아/어 보다です。

-아/어(~して)+ 보다(みる)のように、日本語に訳しやすいからですね。

ところが、-아/어 보다はなんでも「~してみる」になるわけではありません。

そこで今回は、-아/어 보다のいろんなパターンを練習してみましょう。

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試しに何かをしてみる「試行」

「-아/어 보다」を使った会話

김지성-R

여기가 제가 자주 오는 식당이에요.
ここが僕がよく来るお店ですよ

황수지-L

여기는 뭐가 맛있어요?
ここは何が美味しいですか?

김지성-R

보쌈과 족발이 맛있어요.
ポッサムと豚足が美味しいですよ

황수지-L

저는 족발을 못 먹어요.
私、豚足は食べれないんです

김지성-R

그래요?
そうですか?

김지성-R

그럼 보쌈을 먹어 보세요.
じゃあポッサムを食べてみて

황수지-L

네, 알겠어요.
はい、わかりました

試してから「どうするか」を考える

「-아/어 보다」は、試しに何かをしてみるという意味でよく使われる表現です。

-아/어요」に보다が付くだけなので、文型はさほど難しくはないでしょう。

試してから考える?

이 책을 읽어요.
(この本を読みます

↓↓↓

이 책을 한 번 읽어 봐요.
(この本を一回読んでみます)

試しに読んでから、どうするか考える

「試す」の言葉通り、本格的にどうするかは、まだ決まっていない状態です。

一度行動してみることで、次に「どうすべきか」が見えてきます。

つまり、読んでみて「面白い」と思えば、続きを見るなりすればいいわけです。

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-아/어요に「보다」を付ける

行動を促すこともある

-아/어 보다は「行動」を表す文法なので、動詞と一緒に使いましょう。

動詞 + -아/어/여 보다

가다 + -아/어 보다 = 가 봐요
오다 + -아/어 보다 = 와 봐요
받다 + -아/어 보다 = 받아 봐요

먹다 + -아/어 보다 = 먹어 봐요
입다 + -아/어 보다 = 입어 봐요
마시다 + -아/어 보다 = 마셔 봐요

생각하다 + -아/어 보다 = 생각해 봐요
검색하다 + -아/어 보다 = 검색해 봐요

최지현-R

병원에 가 보세요.
病院に行ってみてください

정현주-R

이 차를 마셔 보세요.
このお茶を飲んでみてください

-세요のような命令文と一緒に使われることも多く、その場合は「~してみてください」と、行動を促す意味になります。

김선아-L

네이버로 검색해 봐요.
ネイバーで検索してみて

강소영-L

한 번 입어 볼게요.
一回着てみます

-아/어 보다は、한 번(一度、一回)などと一緒になることも多いです。

分かち書きに注意しよう

-아/어 보다で、間違えやすいのが「分かち書き」です。

김지성-R

한 번 써 보세요.
一回使ってみてください(

김지성-L

한 번 써보세요.
一回使ってみてください(×

つい「보다」をくっつけて、書いてしまいがちです。

SNSやメッセンジャーでのやり取りなら、多少間違っても支障はないですが、作文問題などの場合は気をつけましょう。

「-아/어 보다」にしてみる

動詞を「-아/어 보다」の形にしてみましょう。
※タップして答えを確認

황수지-R

심심할 때 이 노래를
暇な時にこの歌を聴いてみて

박기영-R

한 번
一度会ってみてください

이소룡-R

한 번
一回やってみますか?

박석중-L

제 생각을 한 번
私の考えを一度話してみます

정현주-L

선생님한테 
先生に聞いてみてください

이현빈-L


ちょっと考えてみます

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「-아/어 보다」にはこんな意味もある

「経験してみる」というニュアンス

一度何かをやってみることから「試行」をイメージしやすいですが、時には「経験」を意味することもあります。

김대호-R

경주에 가 봤어요?
慶州に行きました?

みか-R

일본에 가면 차를 빌리고 운전해 보세요.
日本に行ったら車を借りて、運転してみてください

こういう場合は、試してみるのではなく、経験してみる・体験してみるというニュアンスです。

したがって、命令文であれば、体験してみることを促すという意味になります。

김영주-R

제주도에 가면 흑돼지를 먹어 보고 싶어요.
済州島に行ったら、黒豚を食べてみたいです

あるいは「-고 싶다」と一緒に使えば、経験してみたいという意志を表します。

「~してみる」に訳せない文もある

-아/어 보다は、基本的には「~してみる」という意味ですが、中には「~してみる」と訳するのが難しい文もあります。

최지현-L

은지씨가 설명을 해 보세요.
ウンジさんが説明をしてください

박석중-L

잠깐 일로 와 봐.
ちょっとこっちに来なさい
※일로=여기로

김선아-L

전 이만 가 볼게요.
私はもう行きますね

강소영-R

여기서 잠깐 기다려 봐요.
ここでちょっと待ってて

김영주-R

비닐장갑을 꼭 껴 보세요.
ビニール手袋を必ずつけてください

直訳のしようがない文ですが、それでも無理やり訳すなら「何か動作をして、それを相手に見せる」といったところでしょうか。

こういう場合であれば、そのまま「~する」と解釈しても問題ありません。

「見る」の場合はどうなる?

보다を「-아/어 보다」と使う時は、文型をどのようにすればいいでしょうか。

양승희-R

이거 좀 맛 봐 봐요.
これちょっと味見してみて

양승희-L

이거 좀 맛 보세요.
これちょっと味見してみてください

보다の場合、-아/어 보다を使うこともあれば、そうでないケースもあります。

周りがどんな話し方をするのかを見ながら、自分なりのスタイルを作っていってもいいでしょう。

「-아/어 보다」を使ってみる

-아/어 보다を使って、文を完成させてみましょう。

예)
가: 서울에 가면 무엇을 구경하면 좋을까요?
ソウルに行ったら、何を見物すればいいかな?

나: 그러면 경복궁을 구경해 보세요.
それなら景福宮を見物してみてください

1)
가: 부산까지 빨리 가고 싶어요.
釜山まではやく行きたいです

나: 부산까지 빨리 가고 싶으면
釜山まではやく行きたいなら、KTXに乗ってみてください

2)
가: 영어를 잘하고 싶어요. 어떻게 하면 좋을까요?
英語が上手くなりたいです。どうすればいいかな?

나: 영어를
英語がうまくなりたいなら、一生懸命勉強してください

3)
가: 땀이 많이 나서 발 냄새가 고민이 돼요.
汗がすごい出て、足のにおいに悩んでます

나:
それなら5本指のくつ下を履いてみてください
※발가락양말=5本指のくつ下

4)
가: 요즘 이가 아파서 힘들어요.
最近歯が痛くてつらいんです

나:
歯が痛いなら歯医者に行ってみてください

5)
가: 책에 모르는 단어가 나와서 어려워요.
本にわからない単語が出てきて、難しいです

나:
わからない単語が出て来たら、辞書で調べてみてください

まとめ

1.-아/어 보다のニュアンス
試行や経験を表す

2.-아/어 보다の命令文
試行や経験を促す

3.試行や経験以外の意味で使う場合
そのまま「~する」と解釈する

日本語と同じにはならないニュアンスもありますが、いろんな文を作って練習してみましょう。