「辛めに味付けした料理」
「辛さをおさえた料理」
あなたが韓国で食事をするなら、どちらを食べたいでしょうか?
辛いものが苦手な人であれば、おそらく「辛くない料理」を注文するかと思います。
ところで「辛さをおさえて」のような表現は、韓国語ではどのように言えばいいでしょうか。
「どのように~する」を表す
「~に、~く」どう行動するのか?変わるのか?
動詞に「新たな意味」を付け加える時に使うのが、-게です。
どう動く?どう変わる?を表す
금붕어가 움직여요.
(金魚が動いてます)
どう動くのかを表す言葉が加わる
↓↓↓
금붕어가 빠르게 움직여요.
(金魚が早く動いてます)
場面をより詳しく表現できる!
動きや変化に「ある傾向や方向性」といったニュアンスを与えることで、どう行動するのか?変わるのか?といったことを表現します。
日本語の「~に、~く」のような表現です。
「-게」の使い方
-게は、形容詞の語幹と組み合わせましょう。
形容詞 + -게 + 動詞
싸다 + -게 = 싸게
맵다 + -게 = 맵게
크다 + -게 = 크게
맛있다 + -게 = 맛있게
예쁘다 + -게 = 예쁘게
-게を使う時は、語幹にパッチムがあるかどうかを気にする必要はありません。

東大門で服を安く買いました

花が綺麗に咲きました

大きく声を出します
「服を安く買う」
「花が綺麗に咲く」
「声を大きく出す」
こんな感じで、-게を動詞の前に置いて使うことになります。
「-게」を使いこなそう
「-게」の後に하다を付けると?
-게の後の動詞の部分に、하다が来ることもあります。

掃除はきれいにやりました

子供たちと一緒に食べるのに、塩分控えめにしました
※간=塩加減
日本語に直訳しやすい文でもあるので、覚えやすいのではないかと思います。
「これ・それ・あれ」と一緒に
-게は「これ、それ、あれ」と一緒に使うこともできます。

インドではカレーをこうして食べます

本をそんな風に置いたら痛んじゃうよ

あんな運転したらとても危ないですよ
「このように、あのように」といった表現は、이렇다や저렇다などを「-게」にしたものです。
-게と「こ・そ・あ・ど」
이렇게:このように
그렇게:そのように
저렇게:あのように
어떻게:どのように
これら4つは、まとめて覚えてしまいましょう。
あくまでも自然な文にしよう
-게に用いる形容詞は、適当に使えばいいというわけではありません。

頭を明るく動かします (x)

足をもっと黄色く動かします (×)
動詞に付け足す意味がおかしくならないよう、自然な語彙を選びましょう。
「-게」に変えてみよう
形容詞を「-게」の形にしてみましょう。

どうぞお召し上がりください
(맛있다)

週末だから、1時間遅く起きました
(늦다)

プレゼントはありがたく頂戴しました
(고맙다)

難しくに考えないで
(어렵다)

カッコよく写ってるね
(멋지다)

部屋をすっきり整頓しました
(깔끔하다)

ここから郵便局まではどうやって行くの?
(어떻다)

チゲを辛さひかえめに作りました
(맵다)
※タップすると解答例が見れます
簡単な内容でいいので、自分で文作りながら練習してみましょう。