人が行動する時、そこには必ず「目的」があります。

「買い物をしよう」と出かける
「友達と話をしよう」と電話をかける
「カップ麺を食べよう」とお湯を沸かす

そんな行動に伴う目的を、韓国語で表現してみましょう。

韓国語の「~しようとする」

やろうとする意志や姿勢を表す

-려고 하다は、ものごとに対する取り組み方や行動しようとする意志・姿勢を表します。

ものごとに対する取り組み方を表現

도서관에서 공부해요.
(図書館で勉強します)

やろうとしている
やろうと思っている
↓↓↓

도서관에서 공부하려고 해요.
(図書館で勉強しようと思います)

ものごとに対する意志や姿勢が出る

要するに日本語の「~しようとする、~しようと思う」に相当する文法です。

「-려고 하다」の使い方

-려고 하다は「~しようと」する行動などを表すので、動詞と一緒に使います。

動詞 + -(으)려고 하다

가다 + -려고 하다 = 가려고 해요
사다 + -려고 하다 = 사려고 해요
공부하다 + -려고 하다 = 공부하려고 해요

먹다 + -려고 하다 = 먹으려고 해요
입다 + -려고 하다 = 입으려고 해요
신다 + -려고 하다 = 신으려고 해요

놀다 + -려고 하다 = 놀려고 해요
듣다 + -려고 하다 = 들으려고 해요

語幹にパッチムのない単語には-려고 하다を使い、パッチムのある語彙には-으려고 하다を付けます。

パッチムなし

마트에서 우유와 야채를 사려고 해요.
マートで牛乳と野菜を買うところです
(사다)
사람이 쓰러져서 구급차를 부르려고 해요.
倒れた人がいて救急車を呼ぶところです
(부르다)

パッチムあり

오늘은 사진관에서 취업용 증명사진을 찍으려고 해요.
今日は写真館で就活用の証明写真を撮るつもりです
(찍다)
오늘은 이 샤츠를 입으려고 해요.
今日はこのシャツを着ようと思う
(입다)

変格活用の語彙はパッチムが何かによって、それぞれに合った形で-(으)려고 하다を組み合わせます。

変格活用の語彙

클럽에서 놀려고 해요.
クラブで遊ぼうと思います
(놀다)
일본노래를 들으려고 합니다.
日本の歌を聴こうと思います
(듣다)

語尾は해요や합니다を使い分けていきましょう。

「いつやるのか」で使い分ける表現

今やるなら「~するところ」

-려고 하다の文は「いつやろうするのか」を、しっかりと意識しましょう。

양말을 신으려고 해요.
靴下を履こうとしています
친구를 만나려고 해요.
友達に会うところです

今まさに「靴下を履くところ、友達に会いに行くところ」です。

行動が「現在」であれば、現在進行形で動作が進んでいることを意味します。

過去にやるつもりだった「~しようとした」

やろうとしていることが「過去」だった場合です。

6시에 일어나려고 했어요.
6時に起きようとしました
3년전에 영어를 배우려고 했어요.
3年前に英語を習おうとしました

-려고 하다の「하다」の部分が過去形になっていることで、以前「何かをしようとした、何かをするつもりだった」ことがわかると思います。

しかし実際には行動しなかったので「~するつもりだった」というニュアンスになります。

後からやるのか「~するつもり」

やろうとしていることが「未来」である場合です。

오늘은 일찍 자려고 해요.
今日は早く寝ようと思います
쓰레기는 내일 아침에 버리려고 해요.
ゴミは明日の朝に捨てるつもりです
학교를 졸업하면 취직하려고 해요.
学校を卒業したら就職しようと思います

この時点では「~しようと決めた」だけで、実際に行動するはこれからです。

30分後の場合もあれば、1年後の話かもしれません。

現在と未来の話は、文型が同じでも中身は違うので、ニュアンスをよく判断しましょう。

「-려고 하다」は基本通りには使わないこともある

하다の部分が他の言葉に変わる

会話では「-려고 하다」を基本通りに使わないこともあります。

같이 먹으려고 케이크를 샀어요.
一緒に食べようと思って、ケーキを買いました
책을 빌리려고 도서관에 갈 거예요.
本を借りるのに、図書館に行くつもりです

하다から後ろの部分が、他の表現に置き換えられているのがわかると思います。

しかし日本語でも「~しようと・・・する」のような表現はあるので、同じ感覚で考えれば、理解できるかと思います。

「하다」がよく省略される

-려고 하다の「하다」が、省略されることもあります。

새로 휴대폰을 바꾸려고.
新しく携帯を変えるつもりだよ
카페에서 아르바이트를 하려고요.
カフェでアルバイトするつもりです

하다をなくして-려고にするか、あるいはそこに「-요」を付け足して-려고요で使うことが多いです。

いずれにせよ会話では、こうした「短縮形」が頻繁に出てきます。

ソウルなど首都圏の言い方に注意

-려고 하다には、首都圏の人たち特有の話し方(京畿道の方言)があります。

강남에서 친구를 만날려고요.
江南で友達に会うつもりです
(-려고→-ㄹ려고)
피자집에서 피자를 먹을려고요.
ピザ屋で、ピザを食べようかと思います
(-으려고→-을려고)

서울사투리(ソウル訛り)とも呼ばれ、発音は-ㄹ려고/-을려고になります。

あなたの周りにも、こういう話し方をする人はいるかもしれません。

ただし標準語ではないので、作文でこういう書き方はやめましょう。

「-려고 하다」に変えてみよう

動詞を「-려고 하다」に変えてみましょう。

친구하고 영화를
友達と映画を見るところです
(보다)
내일은 집에서
明日は家で休もうかと思う
(쉬다)
내일 아침
明日の朝、出発しようと思ってます
(출발하다)
한 달에 두 권씩 책을
月に2冊づつ本を読もうと思います
(읽다)
내년부터 외국에서
来年から外国に住もうと考えてます
(살다)
다음 달에
来月に引っ越そうかと思ってます
(이사하다)
저도 궁금해서
私も気になって、調べようとしたんです
(알아보다)
배 고파서 라면을
お腹が減ってラーメンを煮ようとしました

※答えはタップすると見れます

-려고 하다は、基本を覚えたら、応用も少しづつ練習していきましょう。