少しづつ話せるようになってきてはいるけど、相手が何を言っているのか聞き取れない。

質問をしても、返ってきた答えがわからず、こちらが返答に困ってしまう。

「聞き取り力」が不足してるために、会話に苦労するというパターンですが、なぜこういうことが起こるのでしょうか。

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「받아쓰기」パダスギが重要な理由

自分が「話すこと」にこだわりすぎている

会話は、いわば「言葉のキャッチボール」です。

自分がボールをうまく投げることも重要ですが、相手の投げた球を捕ることも、同じくらい大事です。

なび-R

自分がエラーばかりしていては、キャッチボールは成り立たちません

相手の話が聞き取れなければ、会話は成り立たないですよね。

つい「自分が話すこと」にばかり目が行きがちですが、聞き取りや理解力を高めることも会話には必要不可欠です。

聞く力をつけるには「段階的」に練習を積む

聞く力を上げるには、とにかく聞くしかありません・・・

しかし、初心者がいきなり字幕なしでドラマを見ても、まったくわからないでしょう。

やみくもに練習するのではなく、段階的にレベルアップしていくことが重要です。

そこで必要になってくるのが、받아쓰기(パダスギ)という勉強法です。

英語では広く知られた学習法

받아쓰기は「ディクテーション」とも呼ばれ、英語の学習においては広く知られている勉強法です。

やり方は、音声を聞き取り、それを全て片っ端から書いていきます。

独り言などはもちろん「あ!」といったような感嘆表現まで、とにかく全てです。

耳にした言葉を文字として書き起こし、一字一句の漏れもあってはいけません。

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韓国語のディクテーションのやり方

練習に使う音声ファイルを選ぶ

韓国語のディクテーションのやり方の「一例」を紹介します。

まずは、練習に用いる「音声ファイル」を準備しましょう。

韓国語の音声が聞けるものであれば何でもかまいませんが、ドラマやK-POPなどは、初心者にはハードルが高すぎます。

なび-L

そこで教材に付録として用意されている音声CDなどを使いましょう。

初心者には「発音のお手本」になる上、教科書とセットなので自分の学習レベルに合ったものを選ぶことができます。

聞き取った言葉を「正しいつづり」で書いていく

音声を聞きながら、それらを書き出してみましょう。

何回聞いても構いませんが、それでも「聞き取れない言葉」はあると思います。

管理人-R

どうしてもわからない言葉は、聞こえた通りに書きます。

例えば、종로(鍾路)という言葉がわからなかったとしたら、「종노」と書くようなイメージです。

できていない部分や弱点を整理する

パダスギが一通り終わったら、答え合わせをしていきましょう。

そして、チェックしたものを4段階に区分していきます。

받아쓰기の4つの区分とは?

a.完全にわかる言葉

b.わからないけど発音は正しく聞き取れた言葉
(例:연락を열락と書いたような場合)

c.意味はわかるけど、맞춤법(スペル)を間違えた言葉

d.全くわからない言葉

区分けが終わったら、できなかった部分を復習していきます。

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パダスギの復習をする

自分の「苦手な音」を選定する

4つに区分した答えの中から、次の2つをピックアップしていきましょう。

c.意味はわかるけど、맞춤법(スペル)を間違えた言葉
d.全くわからない言葉

そして、選んだ言葉を使って短い文章やフレーズを作っていきます。

cとdを選ぶ理由は、この2つが「自分が苦手とする、身についていない音」だからです。

余裕のある人は、bの「わからないけど発音は正しく聞き取れた言葉」も取り入れて構いません。

「弱点をまとめたノート」で音読をする

パダスギで間違えた部分を使って例文を作れば、自分だけの弱点に絞ったノートの完成です。

あとは、それらを「音読」していきます。

最初はゆっくりで構いませんが、口を大きく動かし、舌の動きなども意識しましょう。

文章やフレーズで練習をするのは、その言葉を話すときの「ニュアンスや場面」を理解するのにも役立つからです。

音読は「聞き取り力」の強化にもつながる

音読することは「話す練習」にもなりますが、間違えたところを「復習する」という効果もあります。

つまり、弱点を強化していくわけです。

自分の苦手な部分に絞って練習するため、弱点が克服できれば、それだけ聞き取る力もアップしていきます。

最初は短文で構いませんが、慣れてきたら少し長い文で練習してもいいでしょう。

ドラマやK-POPの勉強は役に立つ?

「ドラマ、映画、K-pop」といったメディアは、生きた表現を学ぶという観点からも、非常にいいことです。

また、映画よりはドラマの方がおすすめです。

ドラマは本数が多いので、話が進んでいくほど「同じ人の話し方」に耳が慣れていきます。

時間がある人は、映画よりもドラマをたくさん見てみましょう。