韓国語で「目的語」を表す助詞といえば、-을/를です。

通常は「~を」に訳すことができますが、すべて日本語と同じように使うわけではありません。

そこで、目的語「-을/를」が、いつどのような場面で使われるのかをまとめました。

「-을/를」が苦手な人は、ここで整理してみましょう。

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「~を」に訳せるケース

行動の内容や動作そのもの

動作や行動そのものを表す時などで、「何をするのか」を表現します。

하다動詞になるもの

代表的なものは、하다動詞を分離したケースです。

박석중-R

주말은 제가 요리 해요.
週末は私が料理をします

김대호-R

시험전이라서 계속 공부 했어요.
試験前なので、ずっと勉強をしました

いずれも「요리하다、공부하다」のような使い方もできます。

하다を使う名詞

動作を表す名詞の場合で、考え方は하다動詞と同じようなものです。

김영주-L

설거지하면 TV를 볼 거예요.
洗い物を終えたら、TVを見ます

김대호-L

시험이 끝나면 게임 하고 싶어요.
試験が終わったらゲームがしたいです

使う時は하다と一緒になることが多く、大抵は「~をする」という文になります。

하다を使わないもの

하다をまったく使わないケースです。

최지현-R

저는 매일 12시 쯤 자요.
私は毎日、12時ごろ寝ます

이현빈-R

상우씨는 잘 춰요.
サンウさんは踊りが上手です

이소룡-R

어젯밤에 이상한 꿨어요.
昨日の晩、変な夢をみました

잠을 자다:睡眠をとる
춤을 추다:踊りを踊る
꿈을 꾸다:夢を見る

日本語に直訳しにくいこともありますが、どれも「~を・・・する」という構造の文になっていることが、わかると思います。

基準点や出発点を示す

基準点や出発点などについて話す時です。

황수지-L

12시 기준으로 할증요금이 적용됩니다.
12時を基準に割増し料金が適用されます

김철수-L

부산 출발해 서울로 올라갑니다.
釜山を出発して、ソウルに行きます

「~を基準に」や「~を出発して」などは、そのまま日本語に訳せるので、覚えやすいのではないかと思います。

ここまでは、「~を」に訳せるケースです。

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一部「~を」に訳せないものがある

動作の「対象」を表す

ここからは、一部「~を」に訳せないものが出てきます。

「~を」に訳せる

普段使うことが多いパターンで、「それをどうするのか」を表します。

강소영-R

점심 시간에 먹고 커피 마셨어요.
お昼に、ごはんを食べてコーヒーを飲みました

김영주-R

고기와 두부 넣어서 찌개를 만들었어요.
お肉と豆腐を入れて、チゲを作りました

このパターンなら、文字通り「~を」となります。

「~を」に訳せない

同じ「動作の対象」でも、次のような場合は、日本語と助詞が異なります。

A씨-L

홍대에서 친구 만나고 같이 클럽에 갈 거예요.
ホンデで友達に会って、一緒にクラブに行きます

B씨-L

왜 아내가 화냈는지 남편은 이유 모르고 있어요.
なぜ妻が怒ったのか、夫は理由がわからないでいます

박기영-L

나는 짜장면 좋아해서 자주 먹어요.
僕はジャージャー麺が好きで、よく食べます

日本語にすると、「~に」や「~が」になるケースですね。

材料や手段など

材料や道具など、「何を使うのか」について話をする時です。

김영주-R

이 붉은 치마로 만들자.
この赤い布地をスカートにしよう

強引に「~を」に訳している感じが出てきます。

みか-R

명동까지 지하철 타고 가요.
明洞まで地下鉄に乗って行きます

交通手段が「~を」に訳せないのは、知っている人も多いかもしれません。

行動に数字が関わると助詞がなくなる?

行動に「数字に関する表現」が加わる時も注意しましょう。

이소룡-L

공원에 가서 10킬로미터 달렸어요.
公園に行って、10km走りました

김지성-L

시계가 2분 빨리 가네요.
時計が2分進んでますね

정현주-L

귤 세 먹었다.
みかんを3個食べました

日本語では、助詞が省略されたりといったことが起こります。

ただ、ここまでは助詞が異なるものの、全体としては似たような文になるので、多少間違えたとしても通じるでしょう。

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「移動」の動詞を使うと日本語と大きく変わる

「目的地」を指す

ここからは、-을/를を「~を」に訳せない上に、文章が日本語と大きく変わることもあるケースです。

박석중-R

회사 다니면서 영어를 공부해요
会社に通いながら、英語の勉強をしています

김대호-R

학교 갈 때 항상 음악을 들어요.
学校に行く時、いつも音楽を聞きます

「가다、오다、다니다」など、移動を意味する動詞を使う時は、-을/를で「行き先」を表すこともあります。

そこに行く「目的」を意味する

日本人には、これが一番難しいかもしれません。

가다などの前に来る言葉が、目的地ではなく「そこで何をするのか」を表すからです。

최지현-L

한 번 만큼 해외여행 보고 싶어요.
一度くらいは海外旅行に行ってみたいです

이현빈-L

낚시 가면 아침 일찍 가는 게 좋아요.
釣りに行くなら、朝早く行くのがいいですよ

兵士-L

훈련 가면 며칠 동안 연락이 안 됩니다.
訓練に行けば数日間連絡が取れなくなります

このくらいであれば、まだ助詞の違いだけで何とかなります。

강소영-R

은경씨는 여름 휴가 갔어요.
ウンギョンさんは夏の休暇で遊びに行きました

ところがこういう文だと、助詞だけの問題ではなくなります。

休暇で何をするのか、細かいところは聞く人がどうとらえるかにもよりますが、長期の休みを利用して出かけると考えればいいでしょう。

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助詞を入れてみよう

「-을/를」もしくは「他の助詞」を使い、適切な言葉を入れてみましょう。

양승희-L

기념행사로  심었요.
記念行事で木を植えました

정현주-L

여의도에  보러 갔었요.
汝矣島に花火大会に行きました

김영주-L

가서 오이를 사왔어요.
市場に行って、きゅうりを買ってきました

김지성-R

그녀는  좋아요.
彼女はバラが好きです

박석중-R

친구와 설악산에 가려고 합니다
友達と雪嶽山に山登りに行こうと思います

さいごに

日本語に訳すと「~を」になる場合と、そうでないケースとがありますが、これらに共通することは、どれも他動詞と一緒に使うということです。

他動詞は「目的語」を必要とする言葉で、目的語には「-을/를」が使われます。

したがって迷った時は、ひとまず「-을/를 + 動詞」になるか考えてみましょう。