韓国語学習者が最初に勉強する否定文といえば아니다ですが、その次に学習する否定文が안を使った表現です。

これもいろんな場面で使われるため、必ずマスターしなければいけない超重要な文法です。

「안、-지 않다」の使い方

動詞や形容詞の内容を否定する

안は反対を意味する아니の略で、これを動詞や形容詞と組みわせることで否定のニュアンスを表現します。

用言を否定する文には안

名詞を否定する文
김치가 아닙니다.
(キムチじゃありません)

用言を否定する文
갑니다.
(行きません)

名詞の否定文には아니다を使い、動詞や形容詞の否定文にはを使う

否定文にすることで「行く」から「行かない」のように、正反対の意味に変わります。

안の否定文には2種類ある

안の否定文には二種類の使い方があります。

안 / -지 않다 + 動詞or形容詞

1.안
마시다
 하다
 춥다

2.-지 않다
마시지 않다
지 않다
지 않다

안-で表現する短い否定文と、-지 않다を使った長い文を使い分けることになります。

短い否定文

오늘은 학교에 갑니다.
今日は学校に行きません
(가다)
지영씨랑 수영씨는 옵니다.
ジヨンさんとスヨンさんは来ません
(오다)
난 집에서 TV를 봅니다.
私は家でテレビを見ません
(보다)
정말 커피를 마십니까?
本当にコーヒーを飲まないんですか?
(마시다)

안を用言の前に置くだけなので使いやすい反面、一部の語彙とは組み合わせることができないという欠点があります。

長い否定文

이거는 그렇게 지 않습니다.
これはそんなに安くありません
(싸다)
늦게까지는 기다리지 않습니다.
遅くまでは待ちません
(기다리다)
오늘은 하나도 지 않습니다.
今日はまったく寒くありません
(춥다)
이거는 무겁지 않습니까?
これは重くないですか?
(부겁다)

-지 않다は文が長くなるものの、どんな用言にも使える便利な否定文です。

否定文で気をつけるべきことやよくやるミス

「안」はくっつけない

안の短い否定文で注意すべき点は、안と次に来る動詞や形容詞の間をくっつけないことです。

전 사과를 안먹습니다.
私はリンゴを食べません (x)
전 사과를 안 먹습니다.
私はリンゴを食べません (ㅇ)

안먹다ではなく、안 먹다となります。

カカオトークやラインなどでやり取りをしていると、つい”안갑니다”のように書いてしまう人は多いですが、気を付けましょう。

안は「하다動詞」には使えない

하다の用言は안の短い否定文と使わないのが基本です。
※一部例外はあります

내일은 운동합니다.
明日は運動しません (×)
난 아침에는 식사합니다.
私は朝は食事しません (×)

こういう時は、長い否定文を使います。

내일은 운동하지 않습니다.
明日は運動しません (ㅇ)
난 아침에는 식사하지 않습니다.
私は朝は食事しません (ㅇ)

~하다で否定文を作る時は、-지 않다を使うと覚えておきましょう。

ただし「ちょっとした技」を使うと、-하다を안の否定文にすることができます。

どちらの否定文を使うかには個人差もありますが、どちらも使いこなせるようになりましょう。