古来より人々は「暦」をたよりに1年を把握し、農業などを行ってきました。

それだけ暦は人々の生活に欠かせないものですが、現代人と違い、昔の人たちは「月」をもとに日数を数えていました。

そのため、暦と月には密接な関わりがあるわけですが、今回は「カレンダーと月に関する表現」を紹介していきます。

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現代人が使う暦「太陽暦」って?

「太陽の動き」を基準にした暦

太陽暦(태양력)とは、地球から見た「太陽の動き」をもとに作った暦です。

地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間を「1年」とし、1年はおよそ365.25日です。

4年で約1日分のずれが生じるので、これを補正するために設けられるのが、閏日(うるうび)です。

そして閏日のある年が、閏年(うるう年)と呼ばれていますね。

うるう年の韓国語は?

閏年:윤년
閏月:윤달, 윤월
閏日:윤일, 운날

うるう年を韓国語ではこのように表現しますが、しょっちゅう使う語彙ではないかもしれません。

カレンダーの韓国語

カレンダーのことを韓国語で、달력(-暦)と言います。

달は月のことで、そこに「暦」の漢字が加わり、まさに「月の暦」といった感じでしょうか。

1~12月の名前は、次のようになります。

各月の韓国語

日本語 韓国語
1月 일월
2月 이월[이ː월]
3月 삼월
4月 사월[사ː월]
5月 오월[오ː월]
6月 유월
7月 칠월
8月 팔월
9月 구월
10月 시월
11月 십일월
12月 십이월

1月と2月がややこしくなる人は、2月を「이~월」と少し長めに発音すると、伝わりやすくなるかもしれません。

また、6月と10月は数字通りに発音しないので注意しましょう。

ちなみに年輩の人の中には、6月を「유궐」と発音する人が結構いたりします。

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昔の暦「太陰暦」とは?

「月の満ち欠け」を基準にしたカレンダー

太陰暦(태음력)は「月の動き」をもとに作った暦です。

もともと太陰暦を使用していたものの、近代に入って太陽暦に切り替わったため、太陽暦のことを新暦、太陰暦のことを旧暦とも呼んだりします。

韓国語では、太陽暦と太陰暦のことを양력(陽暦)음력(陰暦)などとも言います。

太陰暦では、月が地球の周りを1周するのに必要な時間を「1か月」とし、1か月はおよそ29.53日です。

太陰暦にも「うるう年」はある

太陰暦では、1年がおよそ354.36日となり、3年で約1か月分のずれが生じます。

ところが、これをそのままにすると、暦と季節はどんどんずれていってしまいます。

太陰暦の1年の日数と誤差

太陽暦は365日、太陰暦は354日なので
365 ー 354 = 11日
11日 × 3年 = 33日

3年で1か月ちょっとの誤差が生じるので、3年に1度、日数を調整する必要がある

そこで、これを修正するために設けられるのが、閏月(うるうづき)です。

太陰暦では、うるう年になると12か月ではなく、13か月になるわけです。

韓国で旧暦を使うケース

現代の韓国は基本的に新暦を使用していますが、一部に旧暦を用いるケースが残っています。

それが、추석(秋夕)설날(正月)など、명절(名節)と呼ばれる行事で、これらは旧暦の日付で行われます。

そのため、韓国では旧正月のことを、구정(舊正)とも呼んだりもします。
※舊は「旧」の旧字

これに対して新暦の正月は、신정(新正)といいます。

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月の満ち欠けと名前

月の形を見て日数を数える

日本も江戸時代までは太陰暦を使用していたわけですが、太陰暦は月の満ち欠けで日付をカウントしていきます。

三日月だから3日、満月なら15日といった感じですね。

韓国も昔は太陰暦を使用していたので、同じように日数を数えていました。

日の数え方と月の名前は次のようになります。

日数の数え方と月の名前

日本 한국
日付 月の名前 날짜 달의 이름
朔日
一日
新月 하루
월삭
二日 繊月
二日月
이틀 초승달
三日 三日月 사흘 초승달
四日 나흘
나흗날
초승달
五日 닷새
닷샛날
六日 엿새
엿샛날
七日 上弦の月
半月
이레
이렛날
상현달
반달
八日 여드레
여드렛날
九日 아흐레
아흐렛날
十日 弓張月 열흘
十五日 満月
望月
보름 보름달
망월
22日ごろ 下弦の月 22일경 하현달
26日ごろ 有明月 26일경 그믐달

月の名前は「三日月、半月、満月」くらいだけでも覚えておけば、日常生活には困らないでしょう。

日数も3日目くらいまでは、知っておくといいと思います。

まとめ

1.基本はみんな新暦

2.名節は旧暦で行う
旧正月は구정(旧正)とも言う

3.おぼえておきたい月の名前
보름달: 満月
반달: 半月
초승달: 三日月

韓国では「ツキノワグマ」のことを、반달가슴곰と言います。