二重母音とは単母音が組み合わさってできる音です。

오や이、우や에などが1つになって、といった別の音が生まれます。

韓国語で単母音と呼ばれるものは次の通りです。

☆韓国語の短母音

ㅏ、ㅓ、ㅗ、ㅜ、ㅐ、ㅔ、ㅡ、ㅣ

二重母音は3つの種類からなり、ヤ行のタイプ、ワ行のタイプ、その他に別れます。

韓国語を勉強し始めて間もない人が必ずぶち当たる壁とも言えるのが二重母音。

今回は、二重母音をうまく発音するコツやポイントについて話していきます。

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ヤ行の二重母音

i(イ)の母音を含んだ音で、ㅑ、ㅕ、ㅛ、ㅠ、ㅒ、ㅖの6種類です。

ㅑ、ㅕ、ㅛ、ㅠ

日本語ではy(や・ゆ・よ)は子音として扱われますが、韓国語では母音となります。

:ㅣからはじまりㅏに続く
:ㅣからはじまりㅓに続く
:ㅣからはじまりㅗに続く
:ㅣからはじまりㅜに続く

ㅑは「ㅣ+ㅏ」からなる音なので、ㅏのように口を大きく開けて発音します。

したがって「ㅕ、ㅛ、ㅠ」も、ㅓ、ㅗ、ㅜと同じように口を開いて声を出せばいいということです。

ㅒとㅖ

i(イ)の母音で一番複雑になります。

:ㅣからはじまりㅐに続く
:ㅣからはじまりㅔに続く

ㅒは「ㅣ+ㅐ」からなり、예は「ㅣ+ㅔ」で構成された音です。

はじめは「이と애、이と에」を別々に発音し、慣れたら一回で얘、예と発音しましょう。

ㅒとㅖの口の開き具合の差

ㅒとㅖは、それぞれ「이と애、이と에」の組み合わせからできています。

したがってㅒとㅖの口の開きは、「ㅐとㅔと同じ」ということになります。

ところで、ㅐとㅔの口の開け方は「ㅏとㅓと同じ」でした。

ㅏの口 ㅓの口
ㅒ(ㅣ+ㅐ) ㅖ(ㅣ+ㅔ)

ㅏの口で「イェ」と発音すればㅒ
ㅓの口で「イェ」と発音すればㅖ

2つの差で迷ったら、ㅏとㅓに戻りましょう。

とは言うものの、実際の会話でㅐとㅔ、ㅒとㅖを区別して話すことはまずないというのが現状です。

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ワ行の二重母音

o(ㅗ)もしくはu(ㅜ)の母音を含んだ音で、ㅘ、ㅙ、ㅚ、ㅝ、ㅞ、ㅟの6種類です。

ㅘ、ㅝ、ㅟ

日本語のワ行(わ・を)などがこれに相当します。

:日本語の「ワ」に近い感覚
:日本語の「ウォ」に近い感覚
:日本語の「ウィ」に近い感覚

この3つは日本人がさほど難しさを感じない二重母音です。

ㅙ、ㅞ、ㅚ

韓国人もややこしくなる母音です。

:ㅐの口で「ウェ」と発音
:ㅜとㅔを別に発音するくらいの気持ちで「ウエ」と発音
:口を縦に大きく開けずに一気に「ウェ」と発音

「ㅏ > ㅓ > ㅗ」と同じく、「ㅙ > ㅞ > ㅚ」の順に口を開く大きさが小さくなっていきます。

ㅙ、ㅞ、ㅚは細かく気にしない

実際の会話では、ㅙ、ㅞ、ㅚの違いをいちいち気にしません。

大学教授ですら「3つの発音の違いはあってないようなもの」と言うくらいです。

特にㅙとㅚは韓国人もよく間違えるので、気にする必要はありません。

書く時だけしっかり区別しておけばいいでしょう。

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의は毎回発音が変わる

의の基本的な発音

ㅢの発音は、ㅡとㅣを順番に発音するイメージです。

ㅟと違って唇は丸くすぼめず、横に広がります。

ㅡとㅣはどちらも口を横に広げて発音しますが、ㅣの方がより大きく口が広がります。

したがって発音の後半は、横に開いた口がさらに大きく開く感じで発音してみましょう。

에の発音になる場合

ㅢは状況によって、発音が変わるので注意が必要です。

김지성-R

동생 자동차
弟の車

김철수-R

신문 글자
新聞の文字

「~の」という意味で使う時は、에の発音になります。

イの発音になる場合

이の発音になる場合です。

ㅢを含む単語のほとんどは、この発音パターンになります。

최지현-L

[망] – 希望
[회] – 会議
[경대] – キョンヒ大

의사(医者)의식(意識)など、ㅢ本来の発音通りになるケースの方が少ないです。

どういう時にどの発音になるのかは、覚えるしかありません。

口の形の変化と発音の強弱

口の形が変わるのを意識する

二重母音の一番の特徴は、発声の始めと終わりでは口の形が変化することです。

「ㅘ」ならㅗの口の形からスタートし、最後はㅏの時と同じようになります。

「ㅟ」もㅜで始まり、ㅣで終わるまでに口の形はやはり変化します。

始めて二重母音の発音を練習する人などは、この口の形の変化を意識するといいでしょう。

主音と副音の関係

二重母音は、それぞれの母音が同じ条件で組み合わさったわけではありません。

どちらかの母音が、発音により強い影響力を持っています。

二重母音は、「主音」と呼ばれる母音の発音をより強く意識することが大事です。

母音 副音 主音

基本的には、後にくる母音が主音になります。

「副音:主音=4:6」くらいの、音の強さを意識しましょう。

ちなみに「뭐」を머と発音する人もいますが、これはㅝはㅓの音の方が強いためです。

二重母音は、発音の際に口の形がどのように変化するのか、口のどの部分が動くのかを意識するのが上達への近道です。