「ごめんなさい」
「すみません」
「申し訳ありません」

こうした謝罪の表現は、初級の段階で学習するので「もうわかっているよ」という人は多いかと思います。

しかし、普段あまり使わないものを含めると、ニュアンスなどで迷う人もいるのではないでしょうか。

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よく使う謝罪の表現

「ごめんなさい」は미안해요

普通に「ごめんなさい」の感覚で使う言葉が미안하다です。

최지현-L

미안해요. 좀 늦었어요.
ごめんね、ちょっと遅れちゃった

이현빈-R

괜찮아요. 저도 방금 전에 왔어요.
大丈夫だよ。僕もさっき来たところだよ

미안:ごめん、悪い、すまん
미안해요:ごめんね
미안합니다:ごめんなさい

こんな感じで、場に合わせて語尾を変えていると思います。

강소영-R

아까 미안했어요.
さっきはごめんね

이소룡-L

괜찮아요. 신경 쓰지 마요.
大丈夫だよ。気にしなくて

その場ですぐに謝るのではなく、時間が経ってから「過ぎたこと」に対して謝る時は、過去形を使うこともあります。

「すみません、申し訳ありません」は죄송합니다

「すみません」の感覚で使う言葉で、미안하다よりも固い表現です。

박석중-L

죄송해요. 제 실수예요.
すみません、私のミスです

兵士-L

죄송합니다. 시정하겠습니다.
すいません。気を付けます
※시정하다=再びこういうことがないよう注意しますという意味

죄송해요:ごめんなさい、すみません
죄송합니다:すみません、申し訳ありません

こちらも、語尾の変化とニュアンスはこんな感じです。

김영주-L

정말 죄송했어요.
本当に申し訳なかったね

また、죄송하다を過去形にして使うこともあります。

ちなみに시정하다(是正する)は、普段使うことはあまりないですが、ドラマなどには出てきます。

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謝罪の表現を使う場面

미안한데요で「悪いんだけど」

話を切り出す時などにも、謝罪の単語は使われます。

박석중-R

미안한데 이거 내일까지 할 수 있어?
悪いけどこれ明日までにできるかな?

양승희-R

미안한데요 저는 시간이 없어서 못 갈 것 같아요.
悪いけど、私は時間なくて行けないと思う

「悪いけど・・・」と話す時ですね。

頼みごとや断りの話をする時に使うことが多いと思います。

죄송한데요で「申し訳ないけど」

죄송하다も、話の始めに使うことはあります。

최지현-L

죄송한데 전 먼저 갈게요.
すいませんけど、先に帰りますね

김지성-L

죄송한데요 물 한 잔만 주시겠어요?
すみませんが、水を一杯いただけますか?

죄송한데요も、比較的使用頻度の高い表現です。

김선아-L

죄송한데요 혹시 국민은행이 어딘지 아세요?
すみません、国民銀行がどこかご存知ですか?
※혹시=この場合は「もし知っていたら教えてほしい」というニュアンス

話を切り出す時はもちろん、知らない人に話しかける時に使われることもあります。

미안하지만、죄송하지만もよく使う

미안하지만、죄송하지만のように、~지만もよく使うので、一緒に覚えてしまいましょう。

한상우-R

미안하지만 그 날은 다른 약속이 있습니다.
悪いんだけど、その日は他の約束があります

박기영-R

죄송하지만 수사에 협조 좀 부탁 드립니다.
申し訳ありませんが、捜査にご協力をお願いします

意味としては、미안한데요や죄송한데요と大きくは変わりません。

そのまま訳しちゃいけない「ごめん、すいません」

感謝の気持ちを表す場合でも、相手に申し訳ない気持ちがある時などには「すいません」と言うのが日本では一般的です。

しかし韓国では、相手が「何かしてくれてありがたい」として、このような時には「ありがとう」と言います。

이소룡-L

설거지는 내가 할테니까 좀 쉬어요.
洗い物は俺がするから、少し休んでいなよ

강소영-R

그럴께요 고마워요.
ごめん、そうさせてもらうね

電車やバスで席を譲ってもらった時にも、「すみません」と言う日本人が多いのに対して、韓国人は「ありがとう」と言うのもそうですね。

日本語の「ごめん」を、そのまま韓国語にすると相手におかしな印象を与えることもあるので注意しましょう。

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その他の謝罪の表現

恐縮ですは「송구스럽다」

その他の謝罪の表現の例として、「恐縮です」のような言い方もあります。

김철수-L

이렇게 편지로 상담 드려 송구스럽습니다.
こうしてお手紙でご相談差し上げまして恐縮です

한상우-L

송구스럽습니다만 한 말씀 드리겠습니다.
恐縮ではありますが、一言申し上げます

송구스럽다は、丁寧度が高い上に固い表現でもあるので、普段使うことはないかもしれません。

ちなみに、사극(韓国の時代劇)では「申し訳ありません」という意味で、송구하옵니다という言葉がよく出てきます。

公の場面では「사과드립니다」

公式的な場面でよく使われる表現が、사과(謝罪)です。

강소영-R

불편을 느끼신 고객님께 진심으로 사과 드립니다.
ご不便を感じているお客様に、心からお詫び申し上げます

박석중-R

회원분들께 깊이 사과 말씀 드립니다.
会員の皆様に、深く謝罪申し上げます

사과해(謝れ)のような言い方もできますが、「謝罪、お詫び」としても使われます。

固い表現でもあるので、記者会見や謝罪文などで目にする機会が多くなります。

「잘못했어요」はあまり使わない

「過ちを犯す、間違いをしでかす」といった意味の잘못하다を使って謝ることもあります。

김대호-L

미안해. 내가 잘못했어요.
ごめん、俺が悪かったよ

B씨-L

내가 잘못했어. 제발 살려줘.
私が悪かった。たのむ助けてくれ

ピンチに陥った悪役が言いそうなセリフもありますが、実際には子供が「잘못했어요」と言っても、大人が言うことはまずありません。

俺はぜんぜん悪くない!謝罪に対する考え方

잘못は単なる過ちではなく、「自分に非がある、悪いことをした」という意味です。

「私が悪いんです、責任は私にあります」というだけでなく、時には人として間違ってるというニュアンスも含みます。

また、「ミスは誰にでもあるし、人間性とは別でしょ」という考えもあるため、잘못했어요はまず使いません。

ただ、ミス(실수)が起こるのは仕方ないとしても、一部に「しょうがないじゃん」と開き直る人が出てくるのは、ちょっと問題ありです。

さいごに

日本語と韓国語で、謝罪の表現そのものは似ているので、使用頻度の高い言葉を使う分には何も問題ないと思います。

しかし、日本語の感覚をそのまま韓国語にすると、相手の受け取り方が変わる言葉もあるので、ちょっとだけ気をつけましょう。